ブログ復活:巻頭言のようなもの

 突然ですが、このブログを再開しようと思います。まぁ、そうは言っても、そうそうあれこれ書けないとは思うんですが......

 このブログ、最初の記事が2005年、中断したのが2009年だから、4年ほど書いてたんですね。その後、並行してやってる、LFJと日々のコンサートのブログの方がずっと長くなってしまっているわけです。なんで今更、という話ではあるのですが......

 このブログ、CDやらなんやらの録音ものについて書くブログだった訳ですが、中断してから8年、その間いろいろありましたが、一番変わったなと思うのは、もうそろそろCDというパッケージが絶滅しそうな雰囲気が漂ってきたところかなと。
 個人的には、まだまだCD買ってるんですけどね。でも、もう町のレコード屋というのは殆ど死滅してしまった。本屋も随分なくなりましたけれど、レコード屋はそれ以上だと思います。大手のレコード屋も、HMVは随分縮小してしまったし、秋葉原にあった石丸電気もヤマギワも無くなってしまった。山野楽器とタワーレコードくらいしか無くなってしまった。その分アマゾンやら通販で、という話はあるけれど、でも、そもそもCD自体もう買わなくてもいいや、という世の中に落ち着きつつあるのかなと。
 いや、そうは言っても、もう8年前にはそんな傾向ではあったんですけどね。でも、ここ最近見ていると、いよいよ「レコード屋」という業態が保たなくなりつつあるのかなと思うんですね。というより、次から次へとソフトが出されていく中で、もう、網羅的にCDを置いて聞かせるという業態が成立しないのかなと。CDを売る店は残るかも知れないけれど、昨今言われる「音楽のライブ化」が進んだ結果、もうCDは集めるものではなく、アレヤコレヤの録音を聴き比べるというのもやってられないのかなと。
 クラシック音楽というのは、これまでは、いわば同曲異工(同工異曲ではないわな...)を楽しむというものだったのだけれど、それも難しくなっていくのかなと。確かにネットで情報を集めれば、どういうものがいいと言われているかは分かるのだろうけれど、なんもかんもスーパーフラットに等価のものとして置かれてしまう結果、急速に忘れられていくということもどんどん増えていくのだと思います。例えば、30年前ならベームのモーツァルトは半ばリファレンスみたいな存在だったけれども、今ベームのモーツァルトは決してリファレンスとは見なされないと思います。

 別にそれがいけないわけではないんです。ただ、30年前に「これがスタンダードだろう」と思って聞いていたベームは、もう、スタンダードではない。むしろ、異端と思われていたアーノンクールが巨匠で権威になってしまった。そう考えるなら、あえて、今、「こう思う」ということを残しておくのもいいのかなと。多分、10年もすると、CDで音楽を聴くというのは少数派になってるんじゃないかと思います。10年ではそこまでいかないかもだけど、15年、20年、多分そういう時は来ると思います。もう私は一生かけても聴ききれないくらいCDを持ってしまっているのではあるけれど、今、どんなものを聞いていたのか、どんなパッケージがあったのか、というのを残してみるのも悪くないのかな、と。

 まぁ、そんな感じで、ぼちぼち書いていこうと思います。

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