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キングスシンガーズ:マドリガル・ヒストリー・ツアー (11/28)

キングズ・シンガーズ:マドリガル・ヒストリー・ツアー
 キングズ・シンガーズ
 コンソート・オブ・ミュージック
 アンソニー・ルーリー (conduct)
EMIクラシックス TOCE-13398

 忙しいです。めっさ忙しいのに、blog更新は最近随分ハイペースです。質より量の戦略がありありと現れております。要するに、まぁ、逃避ですねきっと、これは。まぁそのくらいの逃避でもしないと身が持たないよ、ってのが正直なところではあるんですが.........
 てなわけで、忙しいのに今日もまたblog更新してしまうのであります。ちょっとはどうにかしなさいよ.....>自分

 それはさておき。

 Madrigal History Tour。ハイ。分かる人には分かりますよね。EMIですしね。キングス・シンガーズはイングランドの合唱隊です。今更補足の必要もないですよね。ちなみに録音は1983年、残念ながらBBCのスタジオだそうです。
 勿論、キングス・シンガーズは Strawberry Fields Forever とか、Hello Goodbye とか歌ってる訳ではありません。勿論、アルバムタイトルも単に引っ掛けただけではありません。伊・英・仏・西・独、5カ国で歌われたマドリガル形式の楽曲全34曲からなる、マドリガルの地域的・時間的な広がりを俯瞰するようなアルバムです。ま、当時の世俗歌曲ってことですから、言ってみれば16世紀欧州ヒット・チューンを集めたアルバム、ってことですね。

 マドリガルと言っても多種多様です。マドリガル、元はイタリア語でマドリガーレ、16世紀頃の多声声楽曲ですが、当然国によって言葉も変わるし、自然音楽も違いが出てきます。というより、これは、言葉に引っ張られているんでしょうねきっと。それぞれの曲が書かれた当時の発音で歌われているかどうか、正確なところは私も分かりませんが(英語なんかは随分違っている筈ですが、綴りはかなり現代に近いし、発音もそう。16世紀にしてはちょっと「?」ですが。)、例えば母音の比重が高いイタリア語なんかと、子音の比重が他に比して重めの英語とでは、やはり響きやスタイルも変わって来るようです。それぞれの言葉で一番気持ちよく聞こえるように作られていったのでしょうね、やはり。
 どの曲もそれぞれにいいのですが、やはり母語ということで、英語によるマドリガルが気持ちよく聞けます。それと、なんだかんだ言ってもイタリア語の歌は綺麗ですね。
 曲のタイプも色々です。基本は多声声楽曲、ですが、コンソート・オブ・ミュージックが共演なので分かる通り、必ずしもアカペラとは限らず、器楽の伴奏が入る場合もあり、中にはソロで歌われるリュート歌曲の場合もあり、色々です。全体としては無伴奏多声が基本で、次に多いのがリュート伴奏の単声による歌曲、ってところかと。

 歌と言っても、例えばドイツリートのように複雑な内容を持った詩を音楽によって更に彫り込んでいく、というようなのとは違いますし、オペラのように音楽的技巧の妙を味わう、というのとも違います。中には合唱による効果を狙った曲もあるけれど、オペラのそれとは随分違うし。
 一方、こうしたマドリガルで歌われる詩は、それなりに味わいはあってもロマン派の歌曲のようなストーリー性があるとは言えないし、詩と音楽との連関も緊密とは言い難い。むしろ形式美に近いのかなとも思います。
 そう、表現がどうこうというよりは、耳で楽しむ、という聞き方をしているように思います。ポリフォニックな響き、現代の調性感とは違う和声感を楽しむ。それはひょっとすると浅薄な聞き方かも知れないけど、でも、キングスシンガーズの若
干浮世離れした雰囲気の歌唱には、そんないい加減な聞き方を誘うものがあるような気がするのです。
 ほら、どうせ流行歌なんだし.............ホントか?(苦笑)





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