スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

デンマーク放送シンフォニエッタ/マーラー:子供の不思議な角笛 (6/29)

G.Mahler:Das Knaben Wnderhorn
 Anna Larsson (contralt)
 Bo Skovhus (bariton)
 Adam Fisher (conductor)
 DR/Universal DRS1


 CD時代・デジタル時代になって大きく変わった事の一つに、CDを出すという事の意味合いが随分と軽くなった、ということが言えると思います。デジタル化で機材の簡素化が進み、後編集がより容易になって、全般に録音がしやすくなってきた。一方でCDそのものを作るコストが、コンピューター関連での著しい需要の伸びと相俟って、大幅に下がってきた。勿論演奏家のコストなどは下がらず、むしろ上がる方向なのでしょうし、だから、著名な演奏家の録音を鳴り物入りで発売する、大手レーベルのコストは、まだ掛かる部分も大きいのでしょう。でも、それ以外では、かなり気楽にCDが作られ、売られているのが現状では。
 それは決して悪い事ではないんであって、同曲異演が多数出てきたのがこの何年かの特徴だと思います。結果、なかなかマイナーながらいいツボを突いて来る録音が出ていたりします。

 このCDなども、そうした動きの中で恩恵を得て世に出たものの一つと言えるかも知れません。Danish Radio Sinfonietta、訳するなら、デンマーク放送シンフォニエッタとなるのでしょうか。指揮はアダム・フィッシャー、コントラルトにアンナ・ラーッソン、バリトンにボウ・スコウフス。曲はマーラーの「子供の不思議な角笛」。こういう録音が手に入ってしまう不思議、なんですよね。アダム・フィッシャーは確かに一級だけれど、こういう録音がぱっぱか売れるような人ではないですね。ボウ・スコウフスはまぁ一線級ですが、ラーッソン(でいいのかな?)は正直無名のスウェーデン人。大体、デンマーク放送シンフォニエッタって何?
 そして曲が「子供の不思議な角笛」。20年くらい前にこの曲で普通に入手出来る録音と言ったら、まずはセル指揮でディースカウらが歌ったものくらいで、後はマーラー全集のついでに入れられたものとかじゃなかったか。それすら多くはなかったし。(「角笛」を交響曲全集のついでに入れる人は多くありません)バーンスタインくらいかな、めぼしい所は。ショルティはあったと思うけど......ハイティンクも、あった筈だけど......
 なので、こういう、そこそこ整っている演奏が気軽に聞ける状況というのは、本当にそれ自体有り難い事ではあります。同時に、種類が多過ぎて訳分かんなくなってたりするということもあるんですけどね。

 とまぁ、そんなことを思いながら聞いているのであります。演奏は上々。やはりスコウフスの歌はうまいなぁ、というのが一つ。ラーッソン嬢は、まぁ、コントラルトは余程下手でなければある程度聞けちゃうということもあるにせよ、悪くないと思います。この録音を聞いて楽しめる程度には上手い。でも、なんというか、特別凄いとかいうことではないですね。なんとかシンフォニエッタも、まぁ雰囲気は出てるし、いいんじゃない?という。
 良くも悪くも、こういう「そこそこ聞ける」クラスの録音が多く出される、というのが今の時代なのでしょう。リートファンみたいな身には、これもまたいいものかな、という気はしますが。

 それにしても「角笛」、マーラーの交響曲はよく聞かれるのに、という気がしないでもないですが、皆そんなにドイツ歌曲とかって抵抗があるんですかね?
 私は結構好きです。もっとも、歌曲集と力説しながら、どっかで「これは歌曲というのは無理あるか?」と思ってたりもするものではありますが。もうちょっと聞かれてもいいと思いますしね、




続きを読む

スポンサーサイト
プロフィール

Author:verdi
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2ブックマーク
FC2カウンター
118,000アクセスくらい+
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。