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シューベルト:ミサ曲 D.678 (リリンクのロマン派合唱音楽集) (1/30)

F.Schubert : Messe As-Dur D.678
(HELMUT RILLING : Romantische Chormusik)

 Donna Brown (soprano), Monica Groop (alto), James Taylor (tenor), Michael Volle (bass)
 Oregon Bach Festival Choir & Orchestra
 Helmut Rilling (conduct)
 haenssler classic #1 of CD98.460

 先日、黄色のレコード屋でヘンスラーレーベルを特売していたのですが、中でも秀逸のお買い得だったのが、ヘルムート・リリンクの指揮による「ロマン派合唱音楽集」8枚組。8枚組で1600円を切っていたので、1枚単価は200円以下。半端無く安いのに、演奏はここまで聞く限りでは上々であります。曲目もいい。これは久々に濃度の高いお買い得品でした。今日は、その中からシューベルトのミサ曲です。

 リリンクは、バッハ・コレギウム.シュトゥットガルトの指揮者として知られて.......いるのかな?宗教曲などの演奏では結構知られている筈ですが、どうなんだろう。ヘンスラーのバッハ全集でカンタータや受難曲を担当していて、それで知られているケースもあると思いますが、コルボや、近年ラ・フォル・ジュルネで来日したノイマンなどと較べてもひけをとらない指揮者であります。
 そのリリンクが参加していたオレゴン・バッハ・フェスティバル合唱団及び管弦楽団と録音したのがこれ。シューベルトのミサ曲D.678。1996年、オレゴンでの録音。
 シューベルトは結構ミサ曲を書いています。その中でもこのD.678は、比較的若い時期の割に意外と大規模な曲。音楽も、ミサ曲にしては振幅の大きいもので、なかなかにドラマチック。いや、ベルリオーズやヴェルディのレクイエムに較べれば、それほどではありませんが。
 まぁ、随一のメロディメーカーであるシューベルトの曲ですから、音楽は飽きが来ないし、面白い曲であります。ああ、そういえば、シューベルトにしては珍しく、長い割に万人にとって飽きる要素が少ないですね。このバリエーションの多様さといい.......様々な歌曲を連ねたように、構成曲の一つ一つが様々なスタイルで書かれている、という風に考えればいいのかな?それにしては派手目ですが。何せカップリングで収録されているメンデルスゾーンの詩編42番が渋く感じられるほどですから。一般的には、どちらかといえばまだメンデルスゾーンの方が華やか目ってことになってると思うんですけどね。

 正直、それほどよく聞いてる曲ではないので、この曲の演奏としての良し悪しとしてはなんとも判断のしようがないのですが、取り敢えず演奏には満足しています。敢えて表現すれば「抜けのいい演奏」でしょうか。あっけらかん、というのとは違いますが、何となく雲一つない青空を見上げるような感じがするのは、オレゴンという土地柄からの連想でしょうか?いや、必ずしもそれだけじゃないだろうと思います。
 技術的にはよく揃った高性能の演奏だと思います。それを「上手いだけ」に終わらせず、音楽的に上手くまとめあげ、着地させている。変にいじくり回さずに、伸び伸びとした演奏はそのままに、でも平版で退屈なものにはさせない。曲自体起伏の激しいものであることも幸いしているのかも知れません。
 人によっては、喰い足りない、と感じるかも知れないですが、この喰い足りなさ感も含めての良さ、という気がします。こういう曲は妙に辛気臭くなってもつまらないですし。
 これがまた他の曲になると、随分違っているのですけどね。まぁ、それはまた別の話......






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