アンセルメ/スイス・ロマンド管のボロディン (7/9)

A.Borodin : Symphony No.2 B minor / No.3 A minor / "Prince Igor" Overture, Polovtsian Dances / In the steppes of Central Asia
Choeur des Jeunes, Lausanne
Choeur de Radio, Lausanne
L'Orchestre de la Suisse Romande
Ernest Ansermet (conduct)
DECCA 480 0048

 最近、blogを書かないのに慣れてしまいました(笑)だって、忙しいし.....
 別館の方はマメに書いてますけど、こっちはいつでも書けると思うと存外ほったらかしに。引っ越して、アクセス数も激減したし(^^;

 ま、そんなわけで久し振りの更新です。
 最近相次いで出されている、エルネスト・アンセルメの録音を収めたデッカの廉価盤の一つです。ボロディンづくしということで、交響曲2番とグラズノフ補筆による第3番、歌劇「イーゴリ公」からの楽曲と「中央アジアの草原にて」が入っています。なかなか盛り沢山。

 ボロディンは結構好きなのですが、意外と取り上げてなかったりします。大体が、聞かれる曲が少ない。正直、ここに収録されている曲、まぁイーゴリ公は全曲ですが、それに弦楽四重奏を入れればほぼ網羅したと言っていいと思います。
 ボロディンが凄いな、と思うのは、これだけ作品が少ないのに、いずれも非常に魅力的な曲だということ。グラズノフやリムスキー=コルサコフらの助力もあるにせよ、どれもつい引き込まれてしまうのです。イーゴリ公なんて、決して出来のいいオペラとは言えないと思うのだけれど、音楽はとてもいい。だから、上演があればなんとか行きたいなと思うのでありますが、なかなかねぇ。

 それはともかく、ボロディン好きにはたまらないこのCDですが、これがアンセルメの割に録音がいいのです。交響曲は1954年10月の録音、となっているのですが、これが結構聞けるのです。古臭い音を紗の向こうから聞く、なんていうことでは決してなく。まぁ、古いけど古臭くて我慢出来ない訳ではない、ってところでしょうか。
 むしろ、ボロディンの一連の作品を、程々に格調高く演奏してくれるアンセルメ万歳!と言いたいのです。決して民俗音楽イロ物扱いではなく、けれどスクェアでもなく、きっちりと音楽をやっているのです。
 交響曲の第2番は、カルロス・クライバーがよく取り上げていた事もあって、結構知られている曲ではあるようですが、日本ではあまり演奏されないような気がします。確かに、舞曲(それも古典ではなく)風だったり、雰囲気を出すのが難しそうだったり、一筋縄では行かないのかも知れませんが、本当は面白いんですけどね。
 アンセルメ指揮のスイス・ロマンド管は、こういうのを過不足無く雰囲気出すのに上手いんですね。安心して聞いていられるので、尚の事いろんな所が見えて来たりして、面白い。今回聞いていて気付いたのは、第4楽章。これ、改めて聞くと、西部劇なんかで出て来そうな音楽なんですよね(笑)グローフェとかコープランドとか言われたら、あっさり騙されそうな気がします(苦笑)
 「ダッタン人の踊り」とかは今更言うまでもないでしょう。

 それにしても、アンセルメの録音ってこんなに良かったかなぁ、とつくづく思うのであります。これだと、他も期待していいのかな?



スポンサーサイト

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

プロフィール

verdi

Author:verdi
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2ブックマーク
FC2カウンター
118,000アクセスくらい+
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード