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キース・ジャレットのヘンデル(4/11)

G. F. Haendel Suites for Keyboard
 Keith Jarrett (piano)
ECM/BMG Classics ECM 1530/78118-21530-2


 10日ほど更新が滞っていました。忙しいとか、色々理由はあるんですが、まぁ率直に言うと書くネタが無かったんですね。何故かというと車で聞いてないから。渋滞がね、この1週間、何故か殆ど無かったんですよ。で、ニュースの時間と重なってるのも多かったし。書くほど音楽聞いてなかったんですね。渋滞に遭わないと更新が滞る。なんてノンエコロジカルなblogなのかしら。

 さて、キース・ジャレットといえば、言わずと知れた今を代表するジャズ・ピアニストの一人でありますが、実は、一時期、クラシックの演奏を盛んに重ねていた時期があります。録音先は勿論ECM。ジャズと言うかニューエイジと言うか、まぁそうした音楽ですが、それなりにいい演奏を繰り広げていました。バッハ、モーツァルト、ショスタコーヴィチ。
 でも、いわゆるクラシック系の雑誌では「よくできました」と言われておしまい、一般のリスナーはそんな際物とばかりに早々に無かった事にしてしまって、いつしか、量販店の棚には置いてあるけどさ、という感じの録音になってしまいました。信用出来なかったんでしょうね、ジャズ屋の弾くバッハなんて。一方、ジャズな人達にとっても「いや、それで?」てな調子で。まぁあれだけ名のある人の演奏としてはこれほど冷遇されるのも珍しい。実際の演奏は、まぁ言ってみればむしろ保守的で端正、但し割と遠慮なく響かせるよね、という、問題無しとは言わないけどおしいことした名演、って感じでしょうか。
 このヘンデルも、そうした録音の一つ。これなんて、日本盤で発売されたことあったのかな?

 演奏自体は、確かに、ちょっと扱いに困ってしまうかも知れないですね。なんというか、とても普通なのです。1993年の録音なのだけど、ピアノでヘンデルを弾くとこうなります、って感じの音楽です。といっても、教材みたいに弾いているわけではない。いわゆる古楽系の演奏かというと、勿論違う。ピアノの特性を前面に押し出しているわけでもない。勿論ジャズ風にアレンジしているわけでもない。
 ただ、このヘンデルの組曲集、主に舞曲の形で書かれているわけですが、随分とこう面白く聞こえます。舞曲の旋律よりも、内声の方が目立って聞こえる感じがするのですね。元々キース・ジャレットという人、ソロ・コンサートでの、言葉本来の意味でのフリーな演奏を繰り広げてきた人だけに、旋律と伴奏と、というような、優れてホモフォニー的なスタイルとはちょっと違う感じの演奏になるのかも知れません、というのは、まぁ、楽器をやらない素人のいい加減な感想ではあります。
 そういえば、このCD、ライナーノートにキース・ジャレット自身の言葉で曰く "...these solo pieces are, in general, non-dramatic and non-virtuosic." いやいやどうして、ヴィルトゥォージティの方はともかく、ドラマ的には水面下でとても緊迫してますよ。面白いです。

 本当にいいのか勘違いか、少々スリリングなキース・ジャレットの録音は他にもいろいろあります。面白いですよ。




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