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ハイドン:交響曲85番・86番(7/31)

J.Haydn Symphony No.85 B flat major, Hob.I/85 'La Reine'
Symphony No.86 D major, Hob.I/86

 The Saint Paul Chamber Orchestra
 Hugh Wolff (conduct)
TELDEC/Warner Classics 2564 60451 2

 7月の日付にしてますが、これを書いているのは日付変わってもう8月です。
 夏ですよいよいよ!...........という割には涼しかったりするのですが。まだ凌ぎやすくて助かります。

 セント・ポール室内管弦楽団は、アメリカはミネソタ州にある同名の町にある団体だそうです。以前、日本にも来たことがありまして、ちょっとした経緯で聞きに行ったことがあります。ストラヴィンスキーのプルチネッラと、何か古典曲をやっていたかな?まぁ、下手ってわけじゃないし、いいんじゃない?てな感じだったような。確か、この時の指揮者が、このCDでも振ってるヒュー・ウルフという人だったんじゃないかな。

 で、某CDショップのセールで売られていたのをゲット。ハイドンねぇ、演奏が良ければ楽しいし、350円だし、まいっか!てなことで。

 これがなかなかよいのですよ。
 まず、演奏は、基本的には現代オーケストラ。いわゆる古楽器演奏のスタイルとはちょっと違う。だらだらと音が繋がってる訳じゃないけど、ノン・レガートみたいなのとは違うし、ピッチもそんなに低くないし。
 全体的には、小編成のオーケストラが軽快に走り抜けていくような感じです。車でじゃなくて、ええと、スタタタタタタ!ってな感じ?(笑) バタバタしてるわけじゃないんですよ。ええとね、弦楽四重奏団に近い感じかな?勿論もっと複雑な音楽ですが、まとまりの良さが感じられるんですね。特にハイドンの場合、やっぱり基本の旋律線があって、というような構造がはっきりしてるだけに、すっきりと綺麗にまとめられた演奏というのは好感が持てます。
 一方で、チェンバロを導入して、通奏低音のように伴奏させてます。これがいい塩梅で、丁度聞こえたり聞こえなかったりというくらいのバランスで、曲に奥行きを出しています。決してチェンバロが必要という曲ではないのだけれど、入れている。これが音楽的に効果を出してます。

 曲も楽しいですね。長調の曲とはいいながら、勿論短調の楽章もあるけれど、それも含めて結果的には綺麗に完結する。でも、つまらない予定調和の曲ではないし、細部の美がどうとかいうようなのとも違う。ハイドンというと、後期のザロモン・セット中心に聞かれることが多いかと思いますが、この辺の曲もいいです。それほどの違いは無い筈なんですが、微妙にザロモン・セットの方が、いろんな意味で大型化してる感じなんですよね。で、それがいいかと問われると...............
 私にとってのハイドンは、言わば簡潔を旨とする作曲家。簡潔な音楽が彼の魅力だと思ってる面がありまして、なので、こうした曲の方を好むんですけどね。

 そう、簡潔でさっぱりとした音楽。曲もそうだけど、演奏もそういう感じですね。でも、簡潔で軽快でさらさら流れてハイおしまい、みたいなのじゃなくて。結構な規模の交響曲なんですが、清涼感があるんです。音、旋律、響き、テンポ、フレージング、いずれもそういう感じ。夏向きの一枚でしょうか。

 というわけで思いもよらぬ儲けものでした。





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