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シャルパンティエの宗教曲集(9/14)

Marc-Antoine Charpentier
Te Deum H.146, Laudate Dominum H.223, Magnificat H.79, In Honorem Sancti Ludovici Regis Galliae H.365

 Gents Madrigaalkoor - Cantabile Gent
 Musica Polyphonica
 Louis Devos (conduct), etc
ERATO/WARNER MUSIC 0630-17893-2

 マルカントワーヌ・シャルパンティエ、と読むのだそうです。典雅さとは無縁の私は、マルク=アントワーヌだと思ってました........... 生年もあまりはっきりしないのだそうですが、一応1643年生、1704年没、なんだそうです。17世紀後半はフランスのバロック音楽全盛期。リュリとフランソワ・クープランを繋ぐ時代の人です。ドイツのバロック音楽は、やはりテレマン・ヘンデル・バッハの活躍する18世紀に入ってから、と考える方が一般的でしょうから(シュッツやフレスコバルディはもっと前なんですが)、フランスは50年くらい早回しなんですね。まぁ、ドイツは30年戦争の爪痕が深刻だったので、その分空白期があると見るべきなんでしょう。

 シャルパンティエは、フランスの作曲家としては結構重視されているようで、フランスのレーベルであるERATOには結構以前から録音があるようです。これは処分品のエサ箱から拾って来たのですが、1981年から1983年にかけての録音のようです。
 このCD冒頭に入っているテ・デウムは、その前奏曲が結構有名なんだそうで、なんでもEurovisionというヨーロッパ各国の放送連合のテーマ音楽になっていて、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートの中継でも冒頭に流れているとか.......そう言われるとそんなような音楽が流れていたような気も......<エー加減

 私はシャルパンティエに詳しいわけではなくて、こういうのを聞くのも「シャルパンティエが好き」とかってわけではなくて、「ああ、フランスバロックの宗教音楽ってこんな感じだねぇ」という極めていい加減な調子で聞いているのであります。雰囲気勝負?(^^;
 何処がいい?と言われると、さて、どのへんだろうな。
 まず、フランスのバロック音楽は、独特の柔らかさと華やかさがありますね。これは演奏の方もそのようにやっていると思うのだけど、金管がよく使われていて、それが柔らかい感じで使われてるんですね。これ、ミンコフスキあたりの最近の演奏で聞くと印象が違うかも知れませんが。でも、このシャルパンティエの宗教曲、そういうスタイルの音造りがよく合ってます。
 イタリアの、アルビノーニとかとも通じるのかも知れませんが、でも、イタリアの場合、もうちょっと音楽の構築性とか有機的結合みたいなものがはっきりしているのと、華やかならもっとメリハリよく華やかになる感じだと思います。そもそもシャルパンティエはイタリアで勉強して、イタリア風音楽を身に付けてフランスで活躍したそうなので、近しいのは当然と言えば当然かも知れません。それに違うテイストを若干加えた、ってところ?
 ドイツだとヘンデルかな。まぁ半分Englishですが、彼は。水上の音楽とかのイメージ。でも、今度はもうちょっと華やかで自由かな。

 シャルパンティエは、それと、なかなかのメロディメーカーです。元々宗教曲に限らない上に多作家なんだそうですが、多作家というのはそれなりにメロディーの才能が無いとやっぱりもたないので、まぁ当然かも知れません。
 それと、これは今の目から見てですが、楽曲のそれぞれに「これ」という特別な特徴が掴み難いかも知れません。それ故にこそ、いわば中庸の音楽が続く。フォルテとピアノまでしかない感じ。でも、旋律がいいので、むしろ中庸さも凡庸にならずに、聞き易いという利点として見えるんですね。
 演奏もいいのだと思います。透明感のある演奏で、この人の音楽に合ってます。ピッチはやや低めなんでしょうか。丁度いい塩梅の音楽と演奏です。

 正直言ってしまうと、これ聞いてる時は、演奏者の誰がどうとかとか、この曲のこの表現がどうとかなんてことはあまり気にせず、淡々と聞き続けて楽しんでる、てな感じであります。
 いや本当に、シャルパンティエとか、この辺の人の音楽は結構面白いですよ。これに限らず、シャルパンティエの宗教曲は未聴であれば是非一度機会があったら試しに聞いてみて下さい。なかなか面白いですよ。






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