チェーザレ・シエピ アリア集(9/18)

Cesare Siepi Operatic Aria for Bass
 Cesare Siepi(bass)
 Orchestra dell'Accademia di Santa Cecilia, Roma
 Alberto Erede(conduct)
DECCA 475 6815

 前回、ウェーベルンの話を書いたら、あの3人、12音技法に行くのは結構後でないかい?というご指摘を知り合いから頂きました。うーん、そう言われればそうか.............西風の中でとか、結構初期の作品か。まぁ、書いちゃったもんは取り消せないんで、皆様お調べ下さいませ。すんまへん(^^;<例によってエー加減

 閑話休題。
 チェーザレ・シエピ。昔のバス歌手であります。男声の低声大好きの私としてはシエピと聞くだけで「ん?」とばかりに耳目が向いてしまうのであります。最近は昔のアルバムをオリジナルな形でCDで出すのが流行の様で、デッカは歌手物が昔から多いこともあってアリア集などの復刻が多いのです。

 1954年の録音。モノラルです。指揮がアルベルト・エレーデってあたりに年代を感じさせます。白黒のジャケット。軽く手を前に組むようにして、微かに微笑むシエピ......エエ男や(笑)
 というジャケ写真からは想像出来ないような、渋ーい重めのバスの声なのであります。しかものっけから、ドン・カルロのフィリッポ二世「彼女は私を愛していない~独り寂しく眠ろう」であります。バス・バリトンフェチ(言っちゃったよおい(^^;)な私としましてはもう感涙に咽ぶところなのであります。古い録音ですから、良し悪しの問題は分かりにくいのはあるのですが、やはり、この質感は分かってしまう。本当はフルスペックのステレオで、がっつり聞きたいんですけどね。出来ればスピーカーも大型のブックシェルフとかで.......今の私のメインシステムは、確かに声は全般にいいのですが、チェロとの掛け合いで言うともう一つ低音が欲しい。それもサブウーファーなんかでない、通常のスピーカー二本できっちり鳴るのが。ああ、きりが無い......
 恨みを言えば、このCD、後が地味なんですよね。ナブッコのザッカリアのアリアとか、シモン・ボッカネッラのフィエスコのアリアとか。この辺でもまだ知られている方。後はマイアベーアとか、アルヴィとか.........ゴメスって誰だ(^^; まぁ、声を聞いて楽しむ分にはいいじゃない、という話ではあるのですが、それにしても。
 結局、バスのアリア、というのがあまり無いんですよね。シエピは本当に低い声でして、それが映えるとなると、限られてくるのでしょうね。ヴェルディは男声の低声を多用した人ですが、それにしてもバスでソロで、となると、意外と限られるのです。リゴレットのスパラフチレは有名だけど、あれもアリアじゃないし。二人のフォスカリはありそうだけど、どーだっけなー。モーツァルトもバス優遇派で、シエピはドン・ジョヴァンニなんか当たり役だったそうですけど、多分こちらはデッカがモーツァルト・アリア集を別に作ったので避けたんでしょうね(録音は残ってます)。

 今の時代のバス、というと、確か先年亡くなってしまいましたが、ニコライ・ギャウロフなんかが居ましたが、シエピの「重さ」とはちょっと違ったかな。バスというとロシア・オペラが重用するので、東欧圏やロシアに人材が結構出るのですが(ギャウロフもブルガリアあたりかな?確か)、シエピはイタリア人ですから、ロシア物は確か正規録音が無いんですよね。ボリスなんて正規で聞いてみたいですけどねぇ。今言ってもしょうがないか。







AUTHOR: mozart1889 URL: http://www.doblog.com/weblog/myblog/41717 DATE: 09/21/2006 05:27:37 チェーザレ・シエピ、エエですね。彼のフィガロは最高だったと思います。
落ち着きがあって、色気があって、暖かみもあって、知性もありました。
理想的なフィガロだったのかなといつも思います。
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