コープマン:C.P.E.バッハのシンフォニア集 (11/15)

C.P.E.バッハ:シンフォニア集 (Symphony Wq.183-1~4)
 アムステルダム・バロック管弦楽団
 トン・コープマン (conduct)
ERATO/ワーナーミュージック WPCS-11113


 気が付くと、C.P.E.バッハの曲をよく聞いているようです。先月末もクラヴィーア曲集のことを書いたばかりなのですが、我ながら一体どうしちゃったんでしょうね?

 怒られそうな話ですが、実は私そんなに真面目には音楽聞いてないんですよね。だって、そもそも「車で聴いたもの」ですからねぇ。ながら聞きの最たるものじゃないですか。
 実はその傾向は家でもそうは変わりません。一生懸命スコアと首っ引きで、なんてことはしません。へらへらとblog書いたりメール書いたり本読んだりしながら聞いてます。で、そういう風にやっていると、時々、箸休め的に、あまり癖の無い音楽を聴きたいなぁ、と思ったりすることがあるわけです。
 罰当たりな話ですが、実はこのCDもそういう一枚。最近の「箸休め」なのであります。うわぁ失礼な奴(^^;

 C.P.E.バッハのシンフォニアは後継者を得なかった、のだそうです。実際にそういうものだったのかどうかはよく知らないけれど、確かに、同じ古典派といいながら、ハイドンやモーツァルトのよく聞かれるような作品とはかなり趣が違う。モーツァルトだったらディヴェルティメントに近い感じじゃないでしょうか。古典派、というより、ポスト・バロック、という感じ。バロックの組曲で出てくる舞曲風の楽曲の代わりに、ソナタ形式を置いている、でも曲想は後年の構成感のある古典派のものとはちょっと違う........................かな?
 いずれも急-緩-急の3楽章構成。言わば定番の構成ですが、いずれも似ているようで飽きない。錐でも突き立てるかのように迫ってくる音楽、とかではないので、まぁ気楽に(?)聞けてしまうのですね。
 そんなもん面白いか?と言われそうですが、それはそれで、どういうんでしょう、ある想定の中での展開の妙があって、なかなか面白いです。それと、演奏と録音上の工夫もあるのでしょうが、アタッカとまでは行かずとも、各楽章の切れ目がそうはっきり見えるわけでもないので、3楽章全体が一つの楽曲のように感じられて、スピード感があるのですね。快速音楽。軽妙というのとも違うし、速いだけというのとも違う。あっというまの10分間、って感じです。
 そう何度も繰り返し聴き込むという種類の音楽ではないけど、気楽にするつもりで、つい耳を傾けてしまう。魅力があると言うより誘蛾灯に虫が引き寄せられて行くが如き吸引力。あのぉ、一応ポジティヴに評価してるつもりなんですが(笑)

 演奏は、トン・コープマン指揮のアムステルダム・バロック管弦楽団。何せコープマン自身を入れて17人のアンサンブルなんだそうです。
 古楽器アンサンブルというのは、各楽器のデュナミークのコントロールが結構難しい(というか大きな音を出すのがしんどい)上に、楽器の数自体が少ないので、音量コントロールは難しいんですよね。でも、ここでの演奏は、もともと楽曲自体がそう極端な表現の幅を求めているわけでもないので、至極自然でマッチした感じになっています。




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