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ボロディンSQのボロディン (11/18)

A.ボロディン:弦楽四重奏曲第2番 D Major
D.ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲第8番 op.110 / 第10番 op.118*

 ボロディン四重奏団
 ヴェラー四重奏団*
LONDON/キングレコード KICC 8184


 ねむ..................

 という、まぁ色々あって夜更かしというより徹夜状態なのですが、今日はこんなものを。
 ボロディンは意外とよく聞く作曲家です。ロシア五人組の一人、元は化学者にして教育者という日曜作曲家ですが、結構色々な作品を残しています。「韃靼人の踊り」とか「中央アジアの草原にて」で名を知られた人ですが、個人的には歌劇「イーゴリ公」の作曲者であります。「韃靼人の踊り」も、「イーゴリ公」の中の舞踏音楽なのですがね。
 その他には、となると、交響曲第2番と、この弦楽四重奏曲第2番が出てきます。ボロディンとしては人気曲、というわけですが、確かにいい意味でキャッチーな(どんな意味だ?)曲です。

 もう第一楽章からしてとてもキャッチーです。チェロが静かに歌いだすメロディが印象的。
 ボロディンって、先に挙げた曲なんかを通じて、まずは「ロシアとか中央アジア系のメロディを上手いこと取り入れるのに長けてる」というように見られてると思うのですが、実はそこの問題というより、生かし方だと思うんですね。この曲なんかも、よく聞くと全然エキゾチックじゃないメロディなんだけど、多分生かし方の問題なんですよね。
 私はこの曲の楽譜は見たこと無いんだけど、これを聞いてると、「ああ、きっと音符少ないんだろうな」という感じがします。弦楽四重奏なんだけど、4本全部は使ってないところが結構あって、そういう部分がまた綺麗なんですね。ハイドンとかモーツァルト、ベートーヴェンもそうだけど、この人達の「名作」と呼ばれてる作品は、概してみな一生懸命弾いてます。
 音符も音量も控え目にして尚キャッチー。シンプルな綺麗さ、というところでしょうか。この感じが、独特の人気を博す秘密なのかも。有名な第3楽章の「夜想曲」は、わりとハイドンやモーツァルト風の「四重奏」してますけどね。それはそれで上手くこなす。
 多分、作曲技術的には、物凄い人なんじゃないと思います。でも、基本的なところを上手く抑えつつ、メロディの才能、特にそれを生かす才能があった人なんじゃないかなと。シューベルトタイプですね。でもシューベルトほどの天才ではないし、そこまで突き抜けてもいない。でも、その分、音楽でも日常生活でも、如才無くこなす器用さくらいはあった。そんな感じじゃないかなぁ。その結果、こういう佳作を残してくれた。
 .......なんかいい人生ですなぁ。

 カップリングはショスタコーヴィチですが、こちらも含めて、ボロディン弦楽四重奏団の演奏は結構なものです。おまけのヴェラー四重奏団は、ここではショスタコーヴィチの1曲だけなので、なんとも.....魅力的な演奏ではありますが、今となっては少し綺麗過ぎると言われちゃうかも?




AUTHOR: mozart1889 URL: http://www.doblog.com/weblog/myblog/41717 DATE: 11/20/2006 18:28:20 Verdiさん、こんばんは。
ボロディンの弦楽始終箏曲第2番「ノクターン」、最高です。
クヮルテット、他の作曲家もあまり聴かないのですが、中ではこの曲が一番好きです。
何とも美しい旋律の連続で、郷愁を誘われる名曲だと思います。
いくつかTBさせていただけたらと思います。
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コメント

非公開コメント

Niklaus Vogelさん、こんにちは。コメント&TB、有難う御座います。

いや、まぁ、ダブり買いは、ほら、よくあることですから................(^^; ヨクアルンカイ! <自己ツッコミ

ヴェラーSQのショスタコーヴィチ..........うーん、どうなんでしょう?
実は私はショスタコーヴィチの弦楽四重奏はそれほどよく分からなくて、時々聞いてはいるのですが、だからどうだ、というのはよく分からないというか......
なので、ヴェラーSQのこの演奏も、いいのかどうか、ちょっと上手く表現出来ないというか........(^^;

強いて言ってみれば、ショスタコーヴィチというのはもう少し即物的というかザッハリヒカイトというか、そんな感じなのではないかな?と少し思うような思わないような.......
ってなんだかよく分かりませんですね(^^;


ボロディンの弦楽四重奏曲第2番 クリーヴランド弦楽四重奏団の演奏で

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今日は秋の名曲。
ボロディンの弦楽四重奏曲第2番ニ長調。
クリーヴランド弦楽四重奏団の演奏。
1988年5月、ニューヨークでの録音。テラーク盤で、レーベル創立25周年を記念して廉価盤で発売されたもの。
秋になると、ボロディンの弦楽四重奏曲第2番を聴きたくなる。
涼しい風と透き通った空気、そして澄んだ青い空。夕暮れは秋が深まるとともに寂しさが増して・・・。
この曲は秋に似合う。
秋の夜長にモゾモゾ聴くのも良いし、昼下がりに窓外の涼風を楽しみながら聴くのも良い。
ボロディンが...

ボロディンの弦楽四重奏曲第2番 イタリアSQの演奏で

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日が少しずつ短くなってきたような気がします。
日の出の時刻がやや遅くなり、夜が来るのも早くなる。
秋の訪れであります。
ここ数日の夕立のお陰か、朝晩の空気も少し冷たくなってきました。
秋が来ると聴きたくなるクラシック音楽は沢山ありますが、特に室内楽なんぞを部屋の中でモゾモゾ聴くのはなかなかエエものです。
で、今日は弦楽四重奏で最も好きなボロディンの2番を。
演奏はイタリアSQ。1968年2月録音。学生の頃1300円で購入した廉価盤LP。
そのうちにCDで買い直そうと思っているうちに...

DSCH 弦楽四重奏曲第8番ハ短調 作品110 ボロディン四重奏団 19...

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昨年の秋ごろから自信をなくしたことがあります。「自分は絶対に誤ってCDのダブり買いをすることはない」と思っていたのですが、派手にやってしまいました…。恥を忍んで告白しますが、些細なものではありません。ヤルヴィ&エーテボリ響のリムスキー-コルサコフ交響曲全...
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