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ジョージ・ロンドンの「ボリス・ゴドゥノフ」抜粋(シッパーズ指揮) (12/9)

M.Mussorgsky Excerpts from "Boris Godunov"
Pictures at an Exhibition (arrg. M. Ravel)

 George London (bass), etc.
 Columbia Symphony Orchestra & Chorus
 Thomas Schippers (conduct)
 The Philadelphia Orchestra
 Eugene Ormandy (conduct)
SONY CLASSICAL 82876-78747-2




 相変わらず忙しいです。貧乏暇なし。まぁ、クリスマス頃まではこの調子が続くんだろうなぁ...........時々新しいネタを挙げときますから......

 元情報機関員の亡命ロシア人がロンドンでどうやら謀殺されたらしい、しかも放射性物質を盛られたとか、てなニュースが出ております。冷戦以前を知っている今時の中年以上なら、ソ連時代のイメージもあるから、それほど違和感は無いのかも知れませんが。
 プーチン大統領がやったとかその反対勢力がやったんだとか、何やらおどろおどろしい話が飛び交っていますが、まぁ日本なんかの基準で考えるからおどろおどろしいので、「ツァーリ・プーチン」とか「亡命貴族・ベレゾフスキー」とか考えれば、何のことは無い、19世紀の続きをやってるだけということ
なのでは。元々市民革命をやれなかった国、それ故いわゆる「市民層」とか「市民社会」が作れなかった国ですから。大統領を皇帝と読み替えれば、なんとなくしっくりくるような。
 絶対的権力を誇る皇帝だと思えば、マスコミの統制くらいお手のもの、外征を行う代わりに帝国内の反乱分子を鎮圧するのも当然だし、邪魔な勢力を暗殺するとかってのも、まぁ、ほら、帝国だし。それも立憲君主制じゃないんでしょ、きっと。ロシアだから。絶対君主の皇帝に、まず帝国内なら出来ないことはないのでは。

 てな危ないことを「ボリス・ゴドゥノフ」の抜粋を聞きながら思ったのでした。

 大体、ボリス・ゴドゥノフとかのロシア・オペラとなると、ロシアに縁のある、もう少し広くとってスラブ系に縁のある組み合わせでの録音というのが多いですが、これはまぁアメリカのオーケストラにアメリカの指揮者、歌手陣も主役のジョージ・ロンドンだけが、スラブ系移民、という繋がりであるのみ、という。

 ジョージ・ロンドンは先日も「黒人霊歌集」で紹介したのですが、この録音は1961年、その前年にロンドンがボリショイ劇場でこの役を歌ったのを記念して制作されたもの。最初から抜粋で録音されているそうで。ここで起用されているのがトマス・シッパースというので、つい入手してしまいました。
 シッパース。まぁ、夭折した指揮者、と言っていいと思いますが、オペラをやらせると、それはそれは面白い人なのです。メジャーどころでは、EMIで「トロヴァトーレ」(マンリーコにコレッリ!)とか「ボエーム」(ニコライ・ゲッダにフレーニ!)というような録音があるのですが、このシッパースのスピード感がたまらないのです。疾走するトロヴァトーレ。録音で聞くなら、このトロヴァトーレは古今東西で恐らく3本の指に入るチョイスです。私なら僅差で第1位をセラフィン指揮のもの(ベルゴンツィ、バスティアニーニのコンビを如何に下に置けようか!)としつつの第2位、でもよく聞くのはほぼ同格?といったところです。
 で、シッパースのボリス。疾走感という感じではないですね。強いて言えば、むしろ、軽さが目に付くやも。いや、この軽さもまたシッパースの美点の一つではあるのですが、「ボリス・ゴドゥノフ」と聞いて一般にイメージされるのとはちょっと違う感じなんだと思います。もっともっとおどろおどろしく、重低音で迫って、ねちっこく。てな感じでしょうか。そういう面では確かに弱いんですけど、とはいえこのクリアでスピード感のあるボリス、なかなか面白いです。ちょっと洗練され過ぎてる感はありますが。
 本当はロンドンを聞く為の録音なんでしょうが、私はシッパースの捌きの良さを改めて痛感してしまいました。もっといい録音が沢山あったらよかったのに.........

 あ、カップリングは何故かオーマンディー指揮フィラデルフィア管の展覧会の絵。何故シッパースじゃないんだろう......録音の手間隙予算を惜しんだんでしょうね。
 あ、いい録音ですよ、これはこれで。




TITLE: シッパースの「展覧会の絵」 (12/16) URL: http://www.doblog.com/weblog/myblog/27955/2613620#2613620 IP: BLOG NAME: Verdiのレコード置き場 今日車で聴いたものblog DATE: 12/17/2006 02:19:46 S. Prokofiev "Alexander Nevsky" op.78 M. Mussorgsky "Pictures at an Exhibition" (orchestrated by M. Ravel)  Lili Chookasian (contralto)  The Westminster Choir  New York Philharmonic  Thomas Schippers (conduct) SONY CLASSICAL SK ...
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