スコット・ロスのクラヴザン曲集(第2巻) (12/26)

J.P.Rameau Oeuvres pour clavecin Vol.2
 SCOTT ROSS (clavecin)
STIL 2307 SAN 75


 この数日は、休みでゆっくりしていたかというと......とてもとてもそんなことはなくて、コンサート行ったりパーティー行ったり仕事したり墓参りに行ったり家片付けたり、いやもぉ普段出来ないことと普段やってることとちゃんぽんで一気呵成にやっているのであります。
 その上、例によって出掛けようとしているので、その準備もあるし..........うーん、なーんかハード(笑)
 まぁそんなわけで、最近色々聞いている割には「これ!」というのが無かったりするのであります。あ、丁度クリスマス・イヴの夜に車で走っていたら、NHKで薬師丸ひろ子様がDJをやっておられまして..........(^0^)/~~~~~


 閑話休題。

 スコット・ロス。早世したチェンバロ、と言うよりクラヴザン奏者です。クラヴザンとわざわざ言い直したのは、フランス人なので。曽根麻矢子の師匠でもあります。うっかりするとこの方が通りがいいのかな?
 なかなかにクリアで端正な演奏が録音に残されていますが、主にERATOと、もう一つ、STILというフランスのレーベルに入れています。フランスというのは文化的にも自主路線が強いのか、結構頑張ってるレーベルが多いですが、中でもこのSTILはかなり頑固で、いったいどういう仕組みか、CDの1枚単価がとても高いのです。3,000円くらい?それ以上?まぁ、そう言うと日本のCDだって高いので、要はそれと同じと考えればいいのですが、うっかりすると輸入盤の1枚ものの値段が、安いのが売り物の量販店で3,000円台後半の値付けになってたりすると、思わずのけぞってしまうのです。1980年代の最も重要なクラヴザン/チェンバロ奏者でもあるロスの録音としては入手しづらいのは、やはり玉に瑕。
 で、たまに安売りとかでポンと並べられていたりすると、つい買ってしまうのです。これも、本来は何枚組かで出ているのですが、以前そんな経緯で1枚で売られていたのを買ったもの。第2巻だけ持ってます。だって、まともに買うと高いし.......

 1975年の録音ですが、音がとてもクリアです。ロスの演奏と、ここで使われているクラヴザンの音自体がクリアなのだろうと思いますが、曲自体もそういう曲なのだろうと思います。
 ラモーは1683年生まれ、1764年に亡くなっています。いわゆる大バッハやスカルラッティとほぼ同世代ですが、装飾音を控え目にしたロスの演奏からは、この二人の音楽とは明らかに異なる性質が感じられます。スカルラッティにせよバッハにせよ、イタリア風のカンタービレな音楽作り、つまりは旋律とそれを歌わせることが音楽の造りの中心にあるのに対し、ラモーは必ずしもそうでなくて、和声進行、響きを重視している風が強いように感じられるのです。
 一世代前のクープランになると、却って重厚な作風になっていたりしますから、ラモーのこの時期、1720年代のクラヴザン曲集というのは、それ自体特徴的なものなのかもしれません。

 まぁそういうことは抜きにして、この透明感のある響きはなかなかいいものです。スカルラッティの単純さも捨て難いけれど。




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