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BACH全集

Concerti : Arrangements of Various Other Composers Works
BWV972 - 987, 592a

 Peter Watchorn (harpsichord)
b.m.s. (Haenssler) MM4207-2 : MM4143/4-2


 最初から、変なものを集めた巻から聞いています。なので、今回も変り種。

 バッハの音楽が少なからずイタリア音楽に影響を受け、或いは負っているというのは、割とよく知られたことだと思います。その名もずばり「イタリア協奏曲」なるチェンバロ曲もあるくらいですから。
 そのバッハが、ヴィヴァルディらの協奏曲作品をチェンバロ用に編曲した作品が、このCDに収められているものです。従来、これらの作品は、バッハのイタリア音楽研究の一環として書かれたもの、と見られてきたようなのですが、この全集では、違った見方を提示しているようです。
 ヴィヴァルディの協奏曲("調和の霊感"などから)の編曲が書かれた1714年頃、バッハはワイマールのウィルヘルム・エルンスト公の宮廷にいましたが、どうもこの公爵の若い従弟で、音楽愛好家だったヨハン・エルンストの旅のお伴に作曲したのではないか、ということらしいのです。(英文解説の斜め読みなもんで....)
 この少年、1715年には病気で亡くなっているのですが、彼の為ではないかと思わせるもう一つの理由として、このヨハン少年の手になる協奏曲の編曲も残されているのですね。なるほど。

 というような事情はまぁいろいろあるのでしょうが、私には馬の耳に念仏みたいなもんでして.....ありがたみが無い奴(^^;
 音楽の方はどうかというと、確かに面白いですね。原曲は確かにヴィヴァルディらしいな、とは思うのですが、まるで別の曲に聞こえる。言われてみれば協奏曲で、独奏声部がt5やんとあって、別して聞こえてはくるけれど、でも、ヴァイオリンらしい歌う感じではないですよね。こうして聞いてみると、ああ、「イタリア協奏曲」は、確かにチェンバロ独奏の為の「協奏曲」なんだな、と改めて思うのであります。
 この全集では、こうした「協奏曲編曲」にCD2枚を割いているのですが、その2枚目には、件のヨハン・エルンスト原曲のものも含まれています。原曲をオリジナルの形で聞いたことは勿論無いのでなんともですが、ヴィヴァルディらイタリアの人達とは又違う、ちょっと垢抜けない感じもまた面白いものです。




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