スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ヤナーチェク 弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」 (2/5)

L. Janacek : String Quartet no.1 "Kreutzer Sonata" / no.2 "Intimate Letters"
V. Novak : String Quartet no.2 D major

 Janacek Quartet
SUPRAPHON SU 3460-2 111


 ヤナーチェク。チェコはチェコでも、ドヴォルザークやスメタナとは異なり、東の方、モラヴィア地方出身の人です。時代的には、ドヴォルザークとそうは変わりません。ドヴォルザークが1841-1904年。ヤナーチェクは1854-1928年。ただ、ヤナーチェクの方が、晩年に至って活動が盛んになっていったこともあって、音楽的には、ヤナーチェクの方には「20世紀の作曲家」という感じが色濃く漂ってます。
 オペラ作品を多くものしたこともあって、個人的には結構お馴染みであります。

 で、時々聞く曲に、この弦楽四重奏曲があります。第1番。「クロイツェル・ソナタ」。正しくは、「トルストイの"クロイツェル・ソナタ"に触発されて」という副題でして。トルストイのは昔読んで「うへぇ」と思ってそれっきりですが(^^;、ある旦那が、妻が他の男と二重奏を、ベートーヴェンのクロイツェル・ソナタを親密そうに演奏するのに疑心暗鬼となり、ついに..........というお話。その悲劇を音楽にしたという作品であります。

 という前提はあるのですが、そうしたストーリーを別にしても、この曲は面白い。「分かりやすい20世紀音楽」みたいなところがあります。4楽章で20分足らずと、意外と短いのもありますが、飽きる暇がありません。20世紀不協和音を19世紀的ロマン派音楽に上手く組み入れたといった格好。この時代の東欧圏の作曲家というとハンガリーのバルトークがまず挙げられそうですが、彼の四重奏曲に比べると、より旋律のはっきりとした、メロディアスな曲になっています。
 そのへんが、結構好んで聞いている理由かも知れません。まぁ、好みは分かれるかも知れないですね。癖のある曲ではあるので。

 演奏は、作曲者の名を冠したヤナーチェク四重奏団。数あるチェコの四重奏団のうちの一つです。スメタナ四重奏団ほどの知名度ではないですが、いい演奏です。ある時は朗朗と鳴らし、と思うと叩き付けるような不協和音を、と、めまぐるしく表情を変えるこの作品を見事に弾きこなしています。
 併録の、ヤナーチェクの第2番「内緒の手紙」とノヴァークの四重奏曲もなかなか。



AUTHOR: Niklaus Vogel URL: http://yaplog.jp/niklausvogel/ DATE: 02/09/2007 23:55:43 Verdiさん、こんばんは!
ヤナーチェクの弦楽四重奏曲、第2番は「黒い胆汁」に侵されそうになるので、あまり聞きません。第1番は、そのあたり(カミラへの想い)が文学的なフィルターを通しているためでしょうか、作曲者の鬱々たる想いにこちらもダウンしてしまうことがありません。
ヤナーチェク四重奏団の録音は聞いたことがありませんが(たぶん、このカルテットの録音は「アメリカ」を知るのみと思います)、最近は颯爽とした演奏を好んで聞いています(ニューヘルシンキ四重奏団)。
ここ数日エントリーがありませんが、お忙しいのでしょうね…ご自愛くださいますように!
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

verdi

Author:verdi
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2ブックマーク
FC2カウンター
118,000アクセスくらい+
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。