トム・クラウゼの「白鳥の歌」 (5/20)

F.Schubert "Schwanengesang" D.957
 Tom Krause (bariton)
 Irwin Gage (piano)
DECCA 467 239-2

 今日は概ね家に居て過ごしてます。買い物くらいは出掛けたけど。仕事もやりつつ、まぁのんびり。

 結構なお天気ですが、そんな爽やかでいと麗しき5月にはちと似合わず、シューベルトの「白鳥の歌」を聞いています。歌うはトム・クラウゼ。フィンランド生まれの、バリトンとなっていますが、もうちょっと低い、バス=バリトンくらいの歌手です。もう結構な御歳ではないかと。録音は1973年頃です。
 通常、「白鳥の歌」は全14曲となっていますが、ここでは、レルシュタープの詩に作曲した "Herbst" D.945 が、歌曲集の一部として扱われて収録されています。

 「白鳥の歌」は先日もウェルナー・ギュラの演奏をエントリーしましたが、こちらは以前から聞いているもの。バス=バリトンで、低目とは言いながらこちらも明るめの声。ギュラのような「明晰」というのとはちょっと違いますが。レルシュタープとハイネ、どちらに合うかと言えば........どっちかな?多分、どちらの中にも合う曲がある、といったところかな?
 全体的にいいのですが、短調系でしかも重い曲、レルシュタープの方で言えば "In der Ferne"、ハイネの方で言えば "Die Stad" とか、そうした曲でなかなか聞かせてくれます。重くなり過ぎず、感情過剰にならず。いい感じです
 歌唱のキレがいいんでしょうか。ネイティヴでは無い故か、発音はとりわけ綺麗というわけでもないですが、歌い回し、というよりこれは "アーティキュレーション" と呼びたいくらいですが、これが適切なんですね。「音楽仕事人」って感じでしょうか(笑)

 ワーグナーを結構歌っていた人で、バイロイトにも出ていた筈です。そう無闇と録音があるわけではないけれど、いろんな役を歌っていたそうです。力量のほどが伺えます。
 さすがにもうこの人を生で聞く機会は無いでしょうが、一度聞いてみたかったなという気はします。




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