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ルール・ピアノ・フェスティヴァルの年報 1997-2004 (5/26)

Edition Klavier-Festival Ruhr : Almanach 1997-2004
 (CD詳細はこちら)


 音楽祭というのは本当にあちこちで催されています。その大半は結構知られていません。日本で行われている音楽祭だって、全部はなかなか。東京のオペラの森とか、「東京の夏」みたいなのは省くとしても、サイトウキネンフェスティヴァル草津国際音楽フェスティヴァル木曽音楽祭宮崎国際音楽祭、あれ、霧島なんとかいうのもあったっけ?札幌のPMFとか、他にも色々ありそう。
 こんなですから、海外のなんてとてもとても。メジャーどころのザルツブルクやバイロイト、ルツェルン、或いはラストナイトばかり有名になっちゃったthe POMSなんかはともかく、エディンバラやチューリッヒ、シューベルティアーデですら「よく知られた」と言えるかどうか。
 そんなわけで、「音楽祭」と言われてもそれこそ無数にあるのですが、何せヨーロッパ、集めようと思えば相応の演奏家は集まってしまいます。

 で、最近知ったのが Klavier-Festival Ruhr、ルール・ピアノ・フェスティヴァル。行ってみたわけではなくて、この音楽祭の演奏8年分から10枚のCDに収めたセットを安く入手したのです。
 歴史は比較的浅く、原型は1989年に遡るとか。このセットは1997年の演奏からで、ところが収録されているピアニスト、全部で55人いるのですが、殆ど知らない人です。それも道理で、コンセプトを読むと、この音楽祭、毎年20人以上のピアニストをアサインして開催しているのですが、「我らの同時代のピアニストを呼ぶ」という趣旨で、少なくともその3分の1がこれが初リサイタルになるような若手ピアニストだとか。で、収録されている演奏も、そうしたピアニストのものに集中しているようです。
 確かに、この音楽祭のサイトでプログラムを見ると、5月から7月までやっているのですが(ラ・フォル・ジュルネみたいに短期高密度型ではなく、長期間ぽつぽつと、ルール地方の各地、デュッセルドルフやジュイスブルクなどで同時多発的にコンサートが開催されるスタイル)、中にはブレンデルやアルゲリッチやシフといった名前あり、マルティン・シュタットフェルトやマルク=アンドレ・アムランといった若手あり、知らない名前沢山あり、ついでにチック・コリアとゲイリー・バートンの名前あり(これ聞きたいぞ....)、とまぁなかなか面白い面子なのであります。

 でも、CDは若手ばっかり?まぁそれはそうなんですが、これが結構面白い。沢山の演奏会があるから、玉石混交というのもあるでしょうが、そこはそれ収録する演奏も選ばれてますから、どの演奏もかなり「聞ける」演奏です。
 こないだから聞き始めて只今4枚目、2000年の録音ですが、スカルラッティのソナタ(F.GAMBA)に始まり、ハイドンのソナタにベートーヴェンの"エロイカ変奏曲"、アンコールのようにドビュッシーの前奏曲を一曲(C.TIBERGHIEN)。ビゼーの子供の遊びから一節(Y.TAL & A.GROETHUYSEN)を挟んで、ラフマニノフの前奏曲、ブラームスのワルツにウェーバーの"舞踏への勧誘"(M.KIRSCNEREIT)。最後にW.DAUNERという人の自作自演。
 .........知らない名前ばかりでしょう?でも、いずれの演奏も、達者で見事です。これだけ多彩にあれこれ演奏されると飽きる暇がないし、音もいい。正直、そう個性的にめまぐるしく変わるわけでは無いけど、良し悪しとは違う微妙な差があるので、結構聞けてしまうのです。
 このCDの中で面白かったのは、ラフマニノフの前奏曲。小曲ですが、なかなかブリリアントな演奏で楽しい。スカルラッティも好きだけど、まぁ元々スカルラッティのソナタ自体好きなので、どっちの理由かよく分かりませんが。まぁ、こんな感じで、あれは面白いな、などと聞き倒すのが正しい聞き方かも知れません。
 大体が、若いピアニストのいい演奏ばかり集中して聞ける、なんて機会、そうはないですから。大体がリサイタルにわざわざ出かけるのはしんどいし。若手だとなかなかCD出ないし。出ても、高いし。コンクールを聞く手はあるけど、それはそれで時間とレベルを考えるとしんどいし。なんてことをつらつら思うに、ピアノの好きな人には結構いいんじゃないかと思います。
 日本では輸入盤を扱っている店で、1万円くらいで出しているようです。私は随分安く買ってしまったのでありますが.........




AUTHOR: Niklaus Vogel URL: http://yaplog.jp/niklausvogel/ DATE: 05/27/2007 20:42:03 Verdiさん、こんばんは! このフェスティヴァルのことは初めて知りました。ピアニストの名前も知らない方ばかり…あまりピアニストのことは詳しくありません(汗)。好き嫌いは別として、TZIMON BARTO くらいでしょうか…。
ご紹介のCDサイトを見てみたのですが、はぁ、ドイツ語は殆ど読めません…でも、ムターの写真が掲載されていたのは「?」でした(笑)。
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こんにちは。コメントどうもです。

 ケージの「4分33秒」が録音されていないのが、返す返すも残念........

 ムター2度買い.................普通ですよ、フ・ツ・ウ♪特別じゃないですよ~...........*ノ◎ ヨクアルコトピ~

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