今日車の中で聞いたベートーヴェンの四重奏第14番 (9/17)

L.v.ベートーヴェン:弦楽四重奏第14番 op.131/第4番 op.18-4
 ヴラフ四重奏団
 <denon/suprafon cdcq-83873>


 今週は忙殺というより謀殺されそうな勢いの一週間です。今日も仕事.......明日からは大騒ぎになるし、その一方では今週が期限の大仕事も問題含みで.......どうする.....orz 今週末、生きてるかしらん.........

 ということで、一体いつ復活するのやら。金曜日までは苦界を彷徨うことになりそうです。あうあうあう。
 で、現実逃避的に今日のうちに記事を一つ上げておこうっと。

 ベートーヴェンの弦楽四重奏。ベートーヴェンの中でもある意味最も晦渋な作品群でもあります。まぁ、一般には弦楽四重奏=渋い、理詰め、(華やかの対語としての)地味、てなイメージもあるでしょうから尚更だと思うんですけどね。こう、何と言いますか、正座して、とは言わないまでも、じっくりと秋の夜長に静かに耳を傾ける類いの音楽、てな感じかな?とか勝手に思ってる訳ですが。でも、そんなイメージありません?
 そうは言っても、こちらは何せ「今日車で聴いたもの」ですからね。音の良し悪しとかを云々する前に、そもそも「ちゃんと」聞いてない、と言われるとまぁその通りな訳で。
 でもですねぇ、これ、管弦楽とかでも前っから思うのですが、ドイツ系の古典派以降の器楽といえども、楽器で演奏される音楽である以上、楽器の出す音、響きというものに耳を傾けるのも大事だと思うんですけどね................いや、まぁ、カーステレオで聞いてる奴の言い草じゃありませんが、ね......

 話を戻すと、どうしても音楽の構造とかなんとか難しい方を見たくなってしまうのがベートーヴェンの弦楽四重奏、という所かも知れませんが、最初っからカーステレオなんぞで聞いてる身としては、そんなとこに集中して聞いてたら危なくって仕方ありません。従い、自然こちらは「表面的なところ」を聞いている訳ですが......
 いやそれがね。このCD選んだのは単なる偶然で、出掛けに「室内楽何か聞くか」てなノリで一枚引っ掴んで、車で乗り出す前にさて、と眺めたらベートーヴェンでしたとさ、という話で............しかも14番。うわぁ、後期だ。しかもヴラフSQ。古いなー。でも、まぁ、14番はまだしも聞き易いと思うし(難解でない、という風には言いませんが)、てなわけで意を決して掛けたんですけどね。
 いや、これが結構聞けるんですよ。面白いの。

 ええとですね、この曲のクライマックスって、多分中心になる第4楽章の変奏曲だと思うんですよね。全7曲、或いは6曲と言うべきかも知れないけど。で、どうも変奏曲というとつい忘れそうになるのですが、変奏曲というのは実は様々な音色や響きを引き出すのには適した形式なんですね。だって、そもそも変奏曲というのは、主題に対して様々な方向から色々に光を当てることで、その主題が隠し持っていたいろんな側面を見せる、という技なのですから。であれば、その先に楽器の音色や響きを利用してやろうと考えるのはごく自然な成り行きではないかと思う訳です。あの、ラヴェルの「ボレロ」だって、見方を変えれば要は変奏曲なのだから。

 で、この難解晦渋な第4楽章が、面白いんですよ。変奏曲と思って、難しいことおかまいなしに聞くとですね、なるほど録音は古いなりに、それぞれの楽器が色々に表情を変えつつ、攻守所を変え、というのがなかなかスリリングというか、面白いんです。音として、響きとして。
 で、一遍そう思って聞くと、もうなんというか構造とかはわりにもうどうでも良くなってたりするのでして、全編これ「おー、チェロが来た」みたいな感じでイージーに聞いてたりするのであります。

 いや、それがいいんだ、とは言わないですけどね。でも、たまにこんな風に視点を変えて聞いてみる(って、自分は大抵今のこの路線ですが)っていうのはなかなか新鮮だったりするものであります。要は面白ければ.....とは言いませんが。ただ、あんまり苦悩ばっかしても仕方ないだろう、という気もちょっとはするのであります。
 ま、既にして月曜日である今日からもう疲れてるし、勘弁.........

 ヴラフSQの演奏は、1960年のもの。年代の割に音がよく出来てます。結構好きです。

 さぁ、明日から頑張らねば.......以上!





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