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ルジェロ・リッチ:無伴奏ヴァイオリンリサイタル (11/10)

ルジェロ・リッチ 無伴奏ヴァイオリンリサイタル
バルトーク:無伴奏ヴァイオリンソナタ
ストラヴィンスキー:エレジー
プロコフィエフ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ長調
ヒンデミット:無伴奏ヴァイオリンソナタ(31-2,31-3)

 ルジェッロ・リッチ (violin)
 ロンドン/DECCA POCL-4626

 普段はヴァイオリンはあまり聞きません。コンサートでも、ヴァイオリンのリサイタルというのは行かないし、CDでもそれほど一生懸命聞いてるわけではないです。でもまぁ、まるっきり聞かないのかというと必ずしもそうでもないのでして、時たま聞くものはあるにはあります。でも、概ね古い録音ですね。

 ルジェロ・リッチ。幾度も来日している、それなりに著名な演奏家ですが、まぁ正直、ヴァイオリニストの名前を挙げろと言われて、さくさくと出て来る方の名前ではないようですよね。
 で、どういう経緯だったか、古い録音ですが、この人が演奏した無伴奏曲集を持っているのです。
 実は、弦楽器の無伴奏というのはそれほど多くは無いのです。曲自体決して多くないですし。何より、古典派から近代に至るまでの間、音楽が和声重視で来ている中で、基本一声しかない弦楽器の無伴奏は向いてないのです。著名な所ではバッハのがありますが、あれが技巧的に大変なのは、複数声部を演奏させようとしているから。
 このCD、そういう意味では貴重な録音ということになるわけです。メジャーな曲となるとバルトークくらいだろうと思うのですが、それだって録音は少ないし。

 やはりこの中では、まずはバルトークでしょうね。プロコフィエフもヒンデミットもいいけど、バルトークの剥き出しのパワーにはやはり譲らざるを得ないでしょう。1944年、バルトーク最晩年の作品ですが、バルトーク「らしさ」は健在。弦楽四重奏の世界に一脈通じる所もあって、調性もはっきりしない。けど、この何処か民謡に繋がるようなものを感じさせる音楽はやはり面白い。このCDでヒンデミットやプロコフィエフのソナタもカップリングしてますが、面白さではバルトークの勝ちかと。技巧的には大変そうですが、ルジェロ・リッチの演奏は技巧十分、かつ響きもよく、安心出来ます。
 それに続いて演奏される、ストラヴィンスキーの「エレジー」。ロシアなのか、アシュケナージ(ロシアに住むユダヤ人)なのか、民謡風の旋律で切に歌いあげる。この曲はこの中ではかなり歌謡的で、このアルバムでは結構浮いてますが、面白い曲です。

 既に書きましたが、リッチは技巧的にも歌わせ方も十分。録音も悪くない。音質も良好。1960年の録音にも関わらず、です。というわけで、結構満足しているのです。まぁ、類似録音がなかなか出ないですしね。この選曲だと。



AUTHOR: preludio DATE: 11/11/2007 11:20:25 やはりヴァイオリンの高い音が苦手なのでしょうか?
高い音は時に神経に障りますよね。
紹介されている曲に関係ないのですが
ベートヴェンの「春」とか、「うるさーい!」って感じちゃいます。
「クロイツェル」は好きですけど。。
時にヴァイオリンの音色に感動するときもあります。
弾き手の力量が、もろにバレてしまう恐い楽器のような気がします。
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