ブレンデル:ライブ・イン・ザルツブルク (12/21)

Alfred Brendel : Live in Salzburg
J.Haydn : Variations F minor Hob. XVII:6 / Piano Sonata C major Hob. XVI:50
F.Schubert : Piano Sonata A minor D.784 / Piano Sonata C major D.840 "Reliquie"
F.Liszt : Transcription of Isolde's "Liebestod"

 Alfred Brendel (piano)
PHILIPS 470 023-2

 このblogもそろそろ6万アクセスになろうとしています。あれ?似たような話を5万アクセスの時にも、と思って確認したら、5万アクセスに到達したのがこの10月。2ヶ月半くらいで1万アクセスってことですね。世間に数多あるblogの中ではむしろ全然ダメダメな方だと思いますが、よくまぁこんなネタでこれだけ来て頂いているもの、と思います。.........皆さん、物好きなことで.....<って自分でそれ言っちゃダメだろ(苦笑)

 今週はヘビーな一週間でした。それも昨日で終わり........本当に終わるのか?ううううぅ、なんて唸ってましたが、一応終わりました。持ち帰りや持ち越しや明らかに年明け修羅場とか、いろいろ残りましたが、一応終わらせました。今日から休みです。ばんざーい。
 で、そんな中車で聞いていたのが、ブレンデルの録音。

 知情意、なんて言い方があります。まぁこの3拍子揃っているのがいい、てなところですが、音楽に関してもこういうのはあると思います。知性、感情、意志。ま、3拍子揃うなんて言ってみても、皆それぞれに偏りはあって、それが個性というものでしょう。
 ブレンデルの場合、やはり知性に秀でている、というか、突出している、と言われてしまうのでしょう。ブレンデルは何度か生でも聞いていますが、いいにはいいんだけど、確かに何処か分析的なところがあって、熱狂を誘うが如きピアニストってタイプではないですね。実は、結構寝ちゃったりしてます。まぁこっちが寝不足とか時差ボケとかという理由があるにはあるのですが、「寝易い」演奏ではあると思います。人によって意見は違うかも知れないけど、例えば、アルゲリッチの演奏で眠気を誘われるか?と言えば、私は生は未聴だけれど、多分違うんじゃないかと思います。

 でも、その分析的なところが私は好きなんですけどね。

 このCD、ザルツブルクでのライブを集めたもので、録音年は3つにわかれます。1981年、84年、85年の録音。で、こうやって聞くと、面白い集め方するなぁ、と思うのです。
 ハイドンは変奏曲とソナタなのだけど、変奏曲はモーツァルトなら「幻想曲」とでも名付けるんじゃないか、と思われるような曲想。シューベルトは、3楽章構成のD.784と2楽章構成で未完と思われるD.840。そしてトリスタンの「愛の死」をリストが編曲したもの。殆ど「古典派」じゃないんです。
 中で一番しっくりくるのが、ハイドンの変奏曲と、シューベルトのD.784の方。ハイドンは、何処か「フィガロの結婚」の「どうしよう、見つからないわ」のアリアを何処か思わせるような主題がとってもキャッチーなのですが、これが淡々と弾かれる所がいいのですね。それはシューベルトでも同様。元々普通に弾いても強く感じさせる所がある音楽、言わば知情意の情に訴える所が大きい音楽を、思い入れたっぷりにやってしまっては、過剰になってしまう。その辺の加減がいいのですね。
 だから、あまり知情意の情に訴える所が無い、ハイドンのソナタはもう一つ強くは惹かれないし、逆に情の部分が肥大化してるのを更に盛り上げなきゃ!と言わんばかりの「愛の死」の編曲では、ちょっと物足りないのです。イゾルデがこれで死ぬんかなぁ、ホントに、なんて思ってしまう......
 と言っても、やっぱりブレンデルは面白いと思うのですけどね。

 もう一度、ベートーヴェンかシューベルトで聞きたいのですけどね。最近日本には来ないから、夏の音楽祭か何かで聞きに行かないとダメかなぁ.....




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