リパッティ:ブザンソン告別演奏会(9/9)

リパッティ ~ ブザンソン音楽祭における最後のリサイタル
 J.S.バッハ パルティータ第1番、モーツァルト ピアノ・ソナタ第8番、シューベルト 即興曲、ショパン 13のワルツ
 ディヌ・リパッティ(ピアノ)
東芝EMI TOCE-8351

 このCD自体は古いけど、今でも別番で現役の録音だと思います。
 昔の本などでは、ブザンソン告別演奏会、という名前で紹介されてます。

 ディヌ・リパッティ。1950年12月に33歳で夭折した天才的ピアニスト、と言われましても、生まれてないので録音でしか分かりませんが、確かにいいピアニストだったのだろうと納得させる演奏です。
 この演奏会、亡くなる年の9月に、ブザンソン音楽祭で行われた演奏会の録音ですが、死因はリンパ系の癌だったそうで、ライナーにある未亡人のコメントによると、本当にやっとの思いで、病身に鞭打っての演奏だったとか。当人や関係者はもとより、聴衆もこれが最後の演奏会になるだろうことは承知の上だった由。告別演奏会とは、そういう意味なのであります。

 演奏は、絶品。この演奏会と全く同一のプログラムを、この年の夏に録音していて、そちらの方が確かに安定感もありますが、このライブ録音、これが死期を迎えた人の演奏なのか、と瞠目せずにいられない見事な演奏。なるほど天才です。パルティータの演奏などは、今からすればいろいろに演奏のしようもあろうという、やや単純に過ぎる感はありますが、とても魅力的な演奏。ピアノを聴く楽しさを感じさせます。
 録音がね、それにしても古すぎるんですが........






スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

verdi

Author:verdi
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2ブックマーク
FC2カウンター
118,000アクセスくらい+
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード