フランス近代ピアノ・トリオ選 (2/9)

フランス近代ピアノ・トリオ選
(ドビュッシー:トリオ ト長調 / ラヴェル:トリオ / フォーレ:トリオ 作品120)

 ジャック:ルヴィエ (piano)
 ジャン=ジャック・カントロフ (violin)
 フィリップ・ミュレル (cello)
 DENON COCO-70853

 御存知の通り、Doblogのコメント機能はDoblogユーザー以外からのコメントを遮断する機能があります。この一週間ほどこの制約を外してみたのですが、やっぱりスパムばかり付くので、元に戻しました。なんとかならないもんですかね、あれ。
 そんなこんなに加えて、結構blog外のよしなしごとにコンサートも行ったりして、昨日はちょっとバタバタでした。そういえば、某CD量販店で、カラヤンのEMI BOX、声楽編を見掛けたのですが、内容を見てやっぱりパスしました。だって、あれ、オペラもの、殆ど持ってるんですもの........ いつか、どっかでバーゲンで、もっと安く出ているのを見掛けでもしたら、考えちゃうかも知れませんが、取り敢えずはパスだなぁ。

 さて、昨晩は書けなかったのですが、珍しくこんなものを聞いています。ドビュッシーやラヴェル、ピアノ曲は結構よく聞いているのですが、この辺の曲は普段あまり聞いていません。ちょっと出来心で(?)引っ張り出してみました。

 ドビュッシーの三重奏曲は、実は本当に一曲として完結しているのかどうかもはっきりしません。1880年頃に作曲されたとはいえ、出版されたのは1986年。第1楽章の自筆譜と、後から発見された残り3楽章の自筆譜、その他を組み合わせて編集されたものなので、そういう曲が実在したことは認められていても、これが本当に正しい姿かどうかはよく分からない、というのが実情。
 そのせいもあってか、例えば第1楽章とそれ以降とでは、少し楽想が変わっていたりします。第1楽章の方が、残りの楽章より洗練度合いが高いというか、和声の使い方などより凝った感じがします。

 ラヴェルの方は、1914年に作曲されたのがはっきりしています。こちらはラヴェルらしい作品、と言っていいのでしょうか。ピアノ部が印象的な作品です。ピアノ作品にヴァイオリンとチェロが伴奏しているよう、というのは流石に言い過ぎかな?
 作品としては、ピアノ曲で言えば、「ソナチネ」と「夜のガスパール」を連想させる内容です。ソナチネの構成感に、夜のガスパールの表現の幅とロマンティシズム - ゴシック・ロマンというべきか? - が掛け合わされた感じでしょうか。
 個人的には、第3楽章のパッサカリアの、重厚さと単純な旋律美に惹かれるものがあります。その前の第2楽章での華やかさと、最終楽章の煌めくように跳ね回る様との、緩急のコントラストは流石としか言い様がありません。

 フォーレはまだあまり聞いていなくて。ラヴェルを聞いてしまった段階で満足して終えてしまうことが多いので...... いい悪いでなくて、ラヴェルで結構華やかに終わった後、チェロの独奏で静かに始まるフォーレの楽想はちょっと毛色が違っていて、つい、ここで一度止めてしまうのです。悪い曲だとは思わないんですが、このアルバムだと次に行かないんですよね、気持ちが。
 今度、ちゃんと聞いてみようと思います。

 演奏としては、十分だと思います。名手揃いのアンサンブルですが、曲としてピアノの占めるウェイトが結構多いので、どうしてもルヴィエのピアノが目立ってしまう感があります。いや、ヴァイオリンも、チェロも、十分綺麗なんですが。



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