珍しくボサノヴァを聞くの図:Chie

ilha de sol
 Chie (vocal)
 ビデオアーツ・ミュージック/コロムビアミュージックエンタテインメント VACL 0007

 珍しくボサノヴァなんぞ聞いております。普段もまるで聞かない訳ではないんですけどね。
 先月、銀座の方に出たついでにMacストアに寄ったら、たまたま店内のイベントスペースでライブをやっていたので、聞いてみた人です。Chieさんとおっしゃる。まだメジャーデビューで4年目にして2枚目のアルバム、という人です。
 声が綺麗なんですよ。まぁ、日本人でボサノヴァ歌う女性って、大抵声は綺麗なんでしょうが、この人のは清々しさのある、シンプルで綺麗な声です。

 ジャケットがとても印象的。
 紙製のデジパック仕様で、全面白一色。その中央に小さめに、歌い手自身が何も着ず、付けず、ぐっと膝を抱えて胎児のように座っている写真。でも、全くいやらしい感じはなくて、むしろ清潔感が漂います。ジャケットの、柔らかい白一色、というのがそれを後押ししているのでしょう。彼女の声同様にシンプルなイメージ。
 特にポップスの場合、ジャケットイメージは重要です。クラシックなどは、最初からどんな曲、どんな音楽が入っているか、概ね分かってるので、ジャケットが与えるイメージはあまり議論されませんが、ポップスの場合はそもそも何が入ってるか、知名度の高いグループなら概ね分かってても、いや、その場合だって、意外と「何が入ってるだろう?」と思われることは多いと思うし。イメージ戦略は大事でしょう。その点、このジャケットは大変よく出来てると思うのです。

 ライナーノートも大変シンプルで、解説らしき物はおろか、歌詞も、オリジナルの歌詞しか載っていません。で、殆どがポルトガル語の歌なので、私には何歌ってるのかさっぱり分かりません(笑)一部の曲は、先だってのライブの時に説明を聞いてるから、一応何歌ってるか、大意はわかるんですが。
 でも、それでどうこうって気は勿論しないのです。シンプルでいいじゃん、みたいな(笑)

 音楽的には、えー、ボサノヴァです(笑)
 全10曲、いずれも誰かの書いた曲を選んで歌っています。中では、2曲目、Kleiton Ramil と Kleidir Ramil という2人の手による「A ilha」が、浮遊感一杯の不思議でかつリラックスさせてくれる曲です。3曲目のCaetano Veloso による「Trilhos Urbanos」、それに6曲目の「Samba do Grande Amor」(Chico Buarque)もいいですね。Samba do Grande Amor は、題の通りリズミックな曲なのだけど、とても上品で少し気怠いという、上質のボサノヴァのイメージそのもののような仕上がりです。

 たまたま知って手に取って、というわけですが、なかなかよいですよ。たまにはこういうのも。

 3月17日(って今日じゃん)、大阪・心斎橋、18日には東京・渋谷のClub Quattroでライブがあるそうです。勿論私は忙しいので行きませんが、興味のある方はどうぞ。なかなかええですよ。




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