ヘルマン・プライ / 世界の民謡を歌う (4/28)

ヘルマン・プライ / 世界の民謡を歌う
 ヘルマン・プライ (bariton)
 ベルリン交響楽団
 RIAS合唱団
 ヴェルナー・アイスブレナー (conduct)
 DENON / Eurodisk COCQ-84449

 つい先日、それこそ1週間前に再発されたCDですが、待ってました!とばかりに早速買いに走ったのであります。元の録音は1968年、1988年に一度出ているのですが、聞きたくて持ってなければどうしようもないですからね。

 ライナーノートにも書かれていますが、プライの良さは、例えばディースカウなどとは別種のものなのであって、比較してどっちがどう、などと言えるものではないのだ、ということだそうです。同感。ちなみに私はどっちも好きです。
 けれど、こういう曲目はプライならではのものとも言えます。ディースカウはこういう曲目では、確かに歌わないでしょう。

 1:マリア・マリア (ディ・カプア)
 2:理想の人 (トスティ)
 3:海に来れ! (ナポリ民謡)
 4:ヴェーザー川で (ブレッセル)
 5:ボヘミアの森深く (ドイツ民謡)
 6:歌はやんだ (ゾンマー)
 7:黒い瞳 (ロシア民謡)
 8:鐘の音は単調に鳴る (ロシア民謡)
 9:ハイサ!トロイカ (シュタインベルク)
 10:故郷の人々 (フォスター)
 11:懐かしいヴァージニアへ (ブラント)
 12:ケンタッキーの我が家 (フォスター)
 ドイツ語の歌、3曲しか無いし(苦笑)

 正直、これに似たようなプライの録音、持ってない訳ではないのですが、それはそれこれはこれ。もう一つのプライ、を聞く為ならば.......
 こういうプログラムで歌いそうな人と言えば、エーリッヒ・クンツがドイツ民謡集みたいなのを出してますが(ドイツ学生の歌)、あれとはまた別の世界ですね。「ヘルマン・プライ愛唱歌集」みたいなノリだと思うのですが、まぁそれにしても国際的。ドイツの他にイタリアとロシアとアメリカですからね。
 こういうアルバムだとどうしても出て来るのが発音の問題ですが、正直、非ネイティヴとしては、聞いていてさほどの違和感は感じていません。と言うより、ロシア語なんてそもそもドイツ語に訳してから歌っていますが。
 それにしても、プライの歌には違和感がないんですね。イタリア語で歌っても、ドイツ語で歌っても、英語で歌っても、ロシア語の歌をドイツ語で歌っても、いいものはいい、くらいしか感じない。しっくりくるのです。

 安直な言い方ですが、結局、これがプライの歌心の現れではないのかな、と思うのです。プライという人、この「その曲の大事な所は何処か」を押さえることに長けた人なのでしょう。だから、彼の歌は常に音楽的にいい所を押さえています。どのように歌えば、人の琴線に触れることが出来るか、を知っている。そんな感じです。

 個人的には、アメリカもの3種が、結構好きです。他もいいけれど。



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