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ルネッサンス期のダンス・ミュージック (5/12)

Taenze der Renaissance
 Collegium Aureum
 Deutsche Harmonia Mundi / SONY=BMG 88697268732

 ルネッサンス期のダンス・ミュージックであります。
 この手の曲集は結構好きで、見つけるとつい手が伸びてしまうのであります。体系的に聞いている訳でもないし、あれやこれやと聞いても仕方ないと言えば仕方ないんですけど。

 廉価盤故、あまり詳しい情報は載っていないのですが、どうやら1961年頃のようなので、結構古い録音です。コレギウム・アウレウム。8人ほどの演奏団体だったようです。ブロックフレーテ、ヴィオラ・ダ・ブラッチョ、ヴィオラ・ダ・ガンバなどを使ったバリバリの古楽器集団ですが、これがまたなんとも楽しい音楽を繰り広げています。
 大体が、バロックより前の古楽の場合、宗教曲でなければダンス・ミュージックであることが多いのですが、ここに収められているのはどれもダンス・ミュージック、しかも結構アップテンポ系の賑やかなのが多いのです。16世紀のヒップホップ?(笑)まぁ、ヒップホップとは言わないだろうけど。
 でも、この演奏、本当に楽しいのです。これなら確かに踊れるな、という感じの演奏です。1960年代は、古楽演奏が戦後再度興隆した時期になりますが、後年の論理と研究の成果を発表するの図、的な演奏に比べると、ずっと音楽として楽しいと思います。ここに収められている曲は全部で8曲ですが、その8曲が全部異なる作曲家の作品になっています。しかも、名前から窺うに、地域もバラバラ。多分ドイツ系とフランス系ですが、中にはイタリア系かも知れない名前もあるようだし。
 さっき、体系的に聞いてない、なんて書きましたが、この録音自体があんまり体系的じゃない。もう最初っからコンピレーションものという感じなのです。この時期の演奏家なら、デヴィッド・マンロウなんかはお気に入りですが、彼にも、この録音にも共通して感じられるのが、「まず演奏してみよう」という、進取の気風とでも言えそうなスタンス。それと、演奏・音楽自体を楽しんでいる雰囲気。要は、「成果」みたいなものはまぁいいじゃないか、とでも言うような姿勢なのですね。これも毎度言うことだけれど。

 過剰に演出もせず、奏法にあまり拘りもせず、自然に身体が動き出すような感じの、伸び伸びとした音楽です。古楽というなら、このへんまで遡ってしまうと、あまり細かい理屈も追いついてこられなくて、ちょっとほっとします。

 このCD、ソニーの廉価盤シリーズ "esprit" の一枚として出ているのですが、原盤はDeutsche Harmonia Mundi なんですね。SONYがBMGと統合した際に、BMGグループに入っていたDeutsche Harmonia Mundi も転がり込んで来た、というわけ。SONYグループには、これで、DHM の他に、SEON シリーズや更には Vivace シリーズなんかもあって、古楽系ではかなり結構なラインナップを誇るようになったのですが、これからどうするんだろう。






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