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J.S.バッハ:カンタータ第82番「我満ち足りたり」:ハンス・ホッター (5/16)

J.S.BACH : Cantata "Ich habe genug" BWV82
J.Brahms : Vier ernste Gesaenge op.121, etc.

 Hans Hotter (bariton)
 Philharmonia Orchestra
 Anthony Bernard (conduct)
 Gerald Moore (piano)
 EMI Classics 7243 5 62808 2 3

 またこの曲ですよ.......
 と自分でも言ってしまうくらい、この曲のエントリーが重なっていた時期がありました。1ヶ月くらいの間に続けてこれだけ書いてます。

ヘルマン・プライ

ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ

イアン・ボストリッジ

 我ながらそんなに好きな曲だっけ?と思ってしまうのですが、まぁ、聞いちゃったものは仕方ない。

 この曲に行った理由は大体分かっていて、ラ・フォル・ジュルネ絡みであります。つまり、「来年のラ・フォル・ジュルネはバッハだ」というところで、何か聞こうかな、と思って、目についたのがこれだったと。

 ハンス・ホッターは、先年亡くなっていて、その随分前に引退していますが、なかなかに深みのあるいい声の歌手です。とは言うものの、録音がいずれも古い。主にEMIに録音が残っているのですが、1950年代のものが多い。まぁ、1909年生まれということなので、古い録音が多いのはやむを得ないでしょうか。このCDに収録されているバッハのカンタータは1950年、ブラームスの歌曲は1951年と1956年の収録。ホッター40代、声楽家としてはいい時期の録音ということになります。ちょっと古いけど。

 この82番のカンタータ「我満ち足りたり」、今更ですが、意外と録音が多い曲です。バッハのカンタータというと、コラールがあって、というイメージがありますが、この曲の場合はソロ・カンタータ、つまり、独唱のみのカンタータなのです。「カンタータ」を日本語では「交唱曲」だか「交声曲」だかと訳した、という話を聞いたことがありますが、そうすると「ソロ・カンタータ」ってのは.......?何しろ交わす相手の声がいませんしね。
 まぁ、そういうことはともかく、一方ではこのカンタータ、アリア-レチタティーボ-アリア-レチタティーボ-アリア、という5曲構成なのですが、1曲目と3曲目のアリアが秀逸です。この2曲が音楽的に聞かせる曲なのです。しかも全体の演奏時間の8割をこの2曲が占める。勢い、アリアを歌う歌手に目が向くわけです。かくして、この間のボストリッジのようにソロ・カンタータだけ集めた録音や、このCDのようにカップリングがブラームスの歌曲、なんてケースが出て来ます。

 実際、この録音くらいになると、年代の古さも手伝って、あまり管弦楽の方は熱心に聞いていないかも知れません。いや、勿論聞いてはいるけれど、この管弦楽の演奏が特別どうと言うことはない、ということ。オーケストラはフィルハーモニア管と聞いてますが、指揮者は、だぁれ?この人?普通に仕事はしてるね、という感じ。
 要するに、歌手を、ハンス・ホッターを聞いている訳です。録音が古くても、バス・バリトンの声は結構よく聞こえるし。
 ホッターの魅力は、まずは声。先述した通りの深みのある、しかも柔らかい声。決して厚ぼったいと言う感じではない。そして、安定感があるんですね。流石はヴォータン歌いと称されただけのことはあります。
 そして、歌のうまさ。これは、安定感があるという話にも繋がりますが、歌い回しが上手で的確。本当に、この人の歌唱を聞いていると、ああ、この曲ってこういう風に歌われるんだな、というように、知らず知らずの内にスタンダードとして聞いてしまっていたりします。それだけ安定感がある、ということなのでしょう。

 実は、そうこうするうちに、またもう一枚この曲のディスクを発見してしまいました。次回か次々回か、そちらの話も書ければ書こうかと思います。







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