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ボリス・クリストフのボリス・ゴドゥノフ (7/16)

M.Mussorgsky : "Boris Godunov"
 Boris Christoff, Kim Borg, Nicolai Gedda, Eugenia Zareska, etc
 Choeurs Russes de Paris
 Orchestre National de la Radiodiffusion Francaise
 Issay Dobrowen (conduct)
 EMI CLASSICS 7243 5 65192 2 0

 ボリス・ゴドゥノフは結構好きなオペラ、と書き始めて検索してみたら、呆れたことに抜粋盤も含めて過去4回もエントリーしているではありませんか。これで5回目。しかも内一回は丁度1年前。そんなにオペラのエントリーが多い訳でもないのに、どんだけ好きなんだお前は(苦笑)

2006/3/9

2006/12/10

2007/7/16

2007/12/16

 いや、本当に、偶然なんですけど、よく聞いてるんですねぇ。
 結局私はバス・バリトンが好きなので、どうしてもこういう低声大活躍の曲に行ってしまうのです。特にボリス・ゴドゥノフは格別です。なんというか、昏い怪しさと憂愁と、歴史、あるいはより大きなものに抗い敗れていく姿.......スケールの大きさも、凡百のオペラでは太刀打ちは敵いません。

 今回の録音は古いです。1952年、パリのシャンゼリゼ劇場にて。パリ・ロシア合唱団を擁して、フランス放送国立管弦楽団、指揮はイザイ・ドブロウェン。フランスのロシア好きは伝統なんでしょうね。ナポレオンが敗れ去った国の筈なんですが、不思議なものです。まぁ、敵の敵は味方、という歴史の方が長いんでしょうけれど。
 歌唱陣にはロシア・東欧系の名前が並びます。グリゴリー/偽ディミトリーにニコライ・ゲッダがいたりするのですが、この録音は何と言ってもボリス・クリストフ。この録音、実はクリストフの名が3カ所にエントリーされているのです。主役であるボリス・ゴドゥノフの他に、劇の最初と最後に重要な役を果たす高僧ピーメン、そして破戒僧ワルラーム。いや、あんた、出過ぎだって(笑)
 そう、この録音は「ボリスを聞くボリス・ゴドゥノフ」なのです。

 正直、録音がモノラルで、古いこともあって、そうはっきり「同じだ!」とは分かりません。なので、それほど違和感はなし。この録音はリムスキー=コルサコフ版なので、最後はボリスの死で終わりますが、この最終場は圧巻。ピーメンの語りから、ボリスの死に至るまで、ボリス・クリストフの独壇場であります。これも、スタジオ録音だから出来る技。
 いや、本当にいい歌唱です、クリストフ。彼のボリス・ゴドゥノフには、クリュイタンスによる録音があって、どちらかと言えばこちらの方が一般に知られた名盤となってますが(ついでに録音もより新しいし)、この一人3役八面六臂大活躍のクリストフ、いいのです。
 惜しむらくは、この録音、あまり良くないこと。それでも、古い録音に慣れた耳には、この程度は問題無いのですが、如何せんオーケストラの音が今一つで、それがちょっと残念。特に、ボリスの死などは、息を引き取ってからのオーケストラの表情が聞き物なので。
 まぁ、その辺は、「クリストフを聞く」のが目的なので、取り敢えず我慢してしまえるのです。「いい録音」なら、他にありますから。アバドとか、チャカロフとかね........あ、また聞きたくなってきた...... いやいや、ほどほどに、ほどほどに(笑)




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