グルダ:モーツァルトのピアノソナタ (7/26)

W.A.モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K.331 <トルコ行進曲付> / 第13番 変ロ長調 K.333 / 第15番 ハ長調 K.545 / ロンド ニ長調 K.485
 フリードリッヒ・グルダ (piano)
 amadeo / ポリグラム PHCP-20328

 今日はグルダの演奏を久々に聞いています。amadeoレーベルに録音した、モーツァルトのピアノソナタ集。異色の演奏として名高い(?)演奏です。K.331、K.333、K.545の3曲、それにロンドK.485。グルダの演奏は、装飾音を多用したもの。音符が多いんですよね(笑)テンポ設定もダイナミズムに富んでいて、飽きさせません。

 モーツァルトのピアノソナタは、鑑賞用というより、ピアノ教師として教材用に書かれたものもあり、考えようによっては、わざわざ聞くほどのものでない、と言えなくもない。でも、実際弾かれれば面白いし、聞いてしまうのです。むしろ、時々聞きたくなることがあります。良くも悪くもシンプルで、聞いてあっさりさっぱり、でもよく出来ていて。そんなところが結構魅力だったりします。弾いて楽しむものでは?という話も分からなくはないのですが。

 とはいえ、やはりグルダのそれは一種独特。グルダのモーツァルトでは、最近、ドイツ・グラモフォンから、新たに発掘された録音テープ、という触れ込みでセットが出てますが、こちらの「正規録音」は言わば「完成品」でしょうか。どちらもそれぞれに面白いですが、今回は録音もちゃんとしている「正規版」を聞いてます。録音は、最初の2曲が1975年、後は1965年と1961年。でも、存外、録音年が違っても、演奏内容にそう差がある訳でも無いんですよね。

 例えばへブラーあたりのオーソドックスな演奏を聞き慣れた耳には、正直、グルダの演奏は結構引っ掛かりがあります。演奏自体はちゃんとしている、どころか、極めて流暢なんですが、さりげなく加えられる装飾音がアクセントになっている。勿論、そこが面白い訳ですが。
 なんとなく夏向きの音楽ですね。暑苦しくなく、さらりとして、でも流してしまうわけでもない面白さはある。てなとこでしょうか?




AUTHOR: mozart1889 URL: http://www.doblog.com/weblog/myblog/41717 DATE: 07/30/2008 08:29:14 猛暑お見舞い申し上げます。
暑いですねえ・・・・音楽聴いていても頭の中が沸騰してしまいそうです。
そんなとき、グルダのモーツァルトはエエですね。装飾音が楽しいですし、おっしゃるようにサラッとして夏向きですね。
ヘブラーやケンプなどの正統派から比べると、グルダのは「おや?」という部分が多いんですが、聴いていて楽しいです。
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