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シェリー・マン:スウィンギング・サウンズ (8/24)

シェリー・マン:スウィンギング・サウンズ
 シェリー・マン (drums)
 スチュ・ウィリアムソン (trumpet)
 チャーリー・マリアーノ (alt saxophon)
 ラス・フリーマン (piano)
 リロイ・ヴィネガー (bass)
 CONTEMPORARY/ユニバーサルミュージック UCCO-9149

 シェリー・マン。ええと、私あまり詳しい所は分からないのですが、シェリー・マンって、ウェスト・コースト系だったのですか。まぁ、確かに、西海岸でやってたのは確かだし、出したアルバムはコンテンポラリー・レーベルがが多いし、そう言われりゃそうなんですが、うむー。
 とか言いつつ、思い返してみれば、自分も前に取り上げてるシェリー・マンって、コンテンポラリー物だし、なぁ。今回もそうだし。

 正直、ウェスト・コーストかどうかは割とどうでもいいのですけどね。
 トランペットとアルト・サックスを入れたツーホーン・クインテット。1956年の録音ですから、モダンジャズとしても結構古いです。
 敢えて言えば、ウェスト・コースト系がややもすれば傍流に見られやすい理由の一つは、「気持ちよく聞こえてしまうことを否定しようとしない」ところにあるのではないかと思います。例えば一曲目 "The Dart Game" の真ん中あたりで、ホーン二本とピアノが綺麗に揃ってしまう所があります。こういうの、いわゆるモダンジャズの保守本流、例えばマイルス・デイヴィスあたりであれば、そんな音楽はやらない、となるんだと思います。或いは、ソロの部分でも、メロディックにやってしまう。結構長いソロが入ると、それこそブルーノート系のミュージシャンなら、元のメロディラインを叩き壊し、如何に元のコードラインでアクロバティックで先鋭的な演奏をするかに腐心したわけですよね。まぁ、皆が皆、というわけではないけれど。
 気持ちよく聞こえてしまうような音楽はブルースじゃない、ジャズじゃない、と、こういうことになるのかも。

 実際、単に耳障りがいいだけの音楽ではないんですけどね。
 でも、こうした、「気持ちよく聞こえてしまうことを否定しない」ということは、確かに魅力的なのです。そういう音楽を造る人、という意味では、確かにメンバー全員がそうなのだけれど、リーダーであるシェリー・マンの個性がそうなのでしょう。
 この録音に限らずそうですが、シェリー・マンのドラムは、叩かないドラムなのです。ソロもあまり無いし、バックで叩いてる時でも、あまり前面に出ようとする風ではありませんし。正直、「なんでこのドラマーがリーダーなの?」と思わなくもないくらい影が薄い。聞こえない訳ではないけれど、全然リードしてるようには聞こえない。
 これ、多分、リードしてないんだと思います。むしろ抑えに回ろうとしてるんじゃないか、という意味で、リードというよりコントロールしてるんでしょう。このへんの「大人しい、抑制されたジャズ」とでも言いたくなる感じが、ジャズとしては如何なものか?みたいな感じになるのでしょう。でも、こうして抑制の利いた演奏が出来る、というのも、音楽としては結構大事なことなので。そのへんがシェリー・マンの魅力なのかな、と思うのです。







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