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マリナー卿、ギルバート&サリバンを振るの巻 (11/11)

A.Sullivan "The Yeomen of the Guard" (Highlights)
 Robert Lloyd, Kurt Streit, Stafford Dean, Thomas Allen, Bryn Terfel,
 Sylvia McNair, Jean Rigby, Anne Collins, Judith Howarth
 Academy and Chorus of St. Martin in th Fields
 Sir Neville Marriner (conduct)
 PHILLIPS 442 436-2

 いや、久々のエントリーです。出張やら何やらですっかり御無沙汰で...

 アーサー・サリヴァン、というより、ギルバート&サリヴァン、というべきでしょう。19世紀後半に、英国で数々の、かなり癖のあるオペレッタを多数生み出したコンビです。が、その割にはあまり見掛けることはありません。
 理由は幾つかありますが、やはり大きいのは、正直言ってそれほど結構なものではないということ。有り体に言えば他愛の無い、時にはバカバカしいストーリー、耳に聞こえのいい、という以上にはあまりインパクトのない音楽。
 勿論、英語作品であることなどもあるとは思いますが、そもそも英語圏でもあまり上演されません。例えば、ロンドンには常設のオペラハウスがROH(王立歌劇場、コヴェント・ガーデン)とENO(イングリッシュ・ナショナル・オペラ)がありますが、ROHはもとよりENOでもギルバート&サリヴァンは殆ど上演されていません。そうはいっても、まるで上演されていない訳ではなくて、サボイ劇場というところで、今もミュージカルのように上演されています。実際、新聞などの劇場欄では、ミュージカル各種に混じって情報が掲載されていたりします。
 一度、このサボイ・オペラを観に行ったことがあります。演目は「ミカド」。何故かニホンのエンペラーがチチプ(秩父。絹製品の産地として著名だったらしい)にいたりして、なんなんだこれは、と。舞台装置に日本語で書かれた垂れ幕があって、曰く「これが読めればあなたは日本人」........はぁ、さいでございますか.......

 何故上演機会が少ないのか、分かるような気がします。

 ああそれなのにそれなのに、根強くギルバート&サリバンは生き残っているのです。デッカやEMIには全集があるし、最近ではNAXOSでも録音があるようです。英語国民にとっては、やはり英語なので親しみやすいのと、幾ら毒にも薬にも、と言っても、聞けばそこそこ耳に楽しいのが理由だろうと思います。そう、そこそこ。あくまでそこそこ。だから、普通はキャスティングもそこそこ。というか、日本人からすれば「あんた誰?」というレベル。の筈ですが。
 一体全体どういう経緯か、サー・ネヴィル・マリナーが、手兵のアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズを率いて録音しているのです。それも、全曲盤で。私が持ってるのはハイライト盤ですが....
 歌手がまた、ロバート・ロイド、シルヴィア・マクネアー、ブリン・ターフェルにトーマス・アレン。なんだなんだこの豪華版キャストは(笑)
 で、これくらいのキャストで演奏されると、さすがに面白いのです。そりゃ元々それほど手の込んだオペラではないですから、それ以上のものにはなりませんし、他愛無いのに変わりませんが、それなりに音楽的に面白いのです。内容がどうこうではないんですね。締まった演奏で、歌手が上手に歌えば、それなりに面白い、と、そういうことですね。
 題名は「近衛騎兵隊」などと訳されるようですが、要は王宮なんかにいる近衛兵です。ちなみにこのオペレッタの舞台はロンドン塔だそうです。筋は......まぁ、調べて下さい(苦笑)Wikipediaなんかに粗筋が出てますし(少なくとも英語版あり)



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