スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

バッハ:カンタータ「私は喜んで十字架を背負おう」BWV56 (1/8)

J.S.Bach : Cantata "Ich will den Kreuzstab gerne tragen" BWV56 / Cantata "Ich habe genug" BWV82
 Max van Egmond (bariton)
 Boy's Trebles and Contraltos of the Koorschool St. Bavo, Haarlem
 Baroque Orchestra
 Frans Brueggen (conduct)
 SONY-BMG 88697303862-15

 新年早々抹香臭い(笑)バッハの宗教カンタータを聞いております。
 昨年色々出た大型箱物の一つ、SONY-BMGグループの音源から採られた、"BAROQUE MASTERPIECES" 60枚組の1枚です。この音源は、元を辿ればSEONレーベルで出ていたもののようです。
 2曲録音されていて、内一曲はお馴染みBWV82、「もうお腹いっぱい」のカンタータです。いや、そういう内容ではないんだけどさ。でも、今回の主なお目当ては1曲目の方。

 「私は喜んで十字架を背負おう。この十字架が私を神の御許へ導いてくれるのだ。」と歌われるカンタータ。神の御許へ参ることを願う内容です。えーと、非クリスチャンにはとってもネガティヴに聞こえるんですけどね。ネガティヴと言って悪ければ、非ポジティヴと言うか、パッシヴと言うか.......何せ最後のコラールは「死よ、眠りの友よ、来れ」って内容なんですから.....
 勿論、神の御許へ召されるのは大いなる喜び、とするわけですから、おかしくはないんですが、ちょっと素人(?)には内容的に違和感が。

 でも、音楽的にはなかなか面白いものです。バリトンソロの短調のアリアを基調にして、続くレチタティーヴォでは穏やかさを、更には次のアリアではむしろ喜ばしさを感じさせる音楽。ここでは「私の軛は消えた」と喜んでいるので、まぁ流れとしては最初のアリアと表裏一体といった所なので、この対比も自然ではあるのですが。
 こうやって聞くと、なるほど、バッハのカンタータというのはよく出来ているなぁ、と思います。

 管弦楽は、オーケストラとなってはいますが、実体的には少人数のアンサンブルでの演奏ではないかなと思います。控え目のオルガンの音とまぁ同程度、という感じの存在感。あまり厚みは感じません。録音は1970年代のようで、いわゆる「古楽演奏」という感じではないですが、小編成で小気味よく響く演奏がなかなかよいです。
 ブリュッヘンというと、18世紀オーケストラとの演奏が有名、といったところでしょうが、この「バロック・オーケストラ」というのもいい演奏です。どういった素性なのかはわかりませんが......
 そういえば、来月、新日フィルを振りに来るんだよな、ブリュッヘン。

 後半のBWV82についても一言。ここ暫く聞いて来たこの曲の演奏は実はかなりロマンチックなものではなかったかな、と思わせるような、陰翳を強調しない演奏です。これには、独唱者の声質が極端に陰を帯びたものでなく中庸を保っているのと、これまた必要以上に表情を付けたりしないオーケストラの控え目な演奏が、いい意味での冷静さを感じさせるのです。そうだなぁ、オペラアリアじゃないんだもんねぇ....




スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

verdi

Author:verdi
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2ブックマーク
FC2カウンター
118,000アクセスくらい+
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。