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OEK・岩城宏之のブラームス交響曲第2番 (1/10)

権代敦彦:84000×0=0 for orchestra, op.88
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調, op.73

 オーケストラ・アンサンブル金沢
 岩城宏之 (conduct)
 ワーナークラシックス WPCS-11861

 記事でいうと、結構ブラームスの交響曲が重なってますが、それって11月の話だし......(笑) それに、2番は全然取り上げてなかったですしね。

 そうは言っても、結構ブラームスの交響曲は聴いているのも事実ではあります。気が付けば手に取っている、とまではいかずとも、何かオーケストラものを聴きたいな、と思う時、比較的よく手が伸びるようです。手が伸びないのはブルックナー、シューマンあたりかな?聴かない訳ではないけれど......
 ドイツ・ロマン派の交響曲では、シューベルトかブラームス、ということになるみたいです。よくよく見てみれば、このblogでも、過去第1番などは何度か取り上げているし。
 実際問題として、録音で聴きやすいんですよね。後期ロマン派のオーケストラ音楽らしく、そこそこ厚めで聞き映えがする。比較的古典よりの造りなので、構成的にも程よく整理されていて、ブルックナーなんかより全体に聴き易い。その割に長さも1時間弱程度に収まって、手頃。実際、ブラームスで長いのは1番で、この2番以降は概ね40分程度じゃないでしょうか。勿論、実演で聴きにくいということもないので.....

 もっとも、この録音、小編成の、室内管弦楽団に分類されるようなオーケストラ・アンサンブル金沢によるものですので、一般的なブラームスの演奏よりはオーケストラは小さめです。助演20名を仰いで、総勢54名での演奏ですから、それほど遜色のある構成ではありませんが、決して標準的ではないでしょう。弦五部は9-9-6-5-4という構成だそうですので、比較的低弦が厚め....というほどでもないかな。聞いている分には、いいバランスです。音の厚みは、録音ということもあって、小さめという感じはありません。重厚な響きで迫ってくる、なんて感じでは勿論ないですけどね。

 そうした重厚さのあまり感じられない演奏は、しかし、物足りないという向きもあろうかと思います。けれど、見ようによっては筋肉質のこの演奏、なかなか面白いです。ブラームスの交響曲、2番以降は、先にも述べた通り「そこそこ厚め」というところですから、こうしたややあっさりくらいの演奏も決して悪くない。
 特にこの2番は、全体に長調で彩られた明るめの曲調。陰翳はあるけれど、全体的に伸びやかな、ベートーヴェンで言えば「田園」みたいな位置付けの曲なので、こういう演奏には特に合うと思います。

 ちなみにこのCD、カップリングに権代敦彦の委嘱作品が収録されています。こちらは、まぁ、それなりに宜しいんじゃないでしょうか......仏教というかお寺の梵鐘やら、金沢の街はお寺も多いですから、そうしたものに触発されて書かれたそうですが、まぁ、後世の評価に委ねたいと思います。個人的には、日本の仏教、特に武家に関わりの深い(だから金沢なんかでも多かった筈なんだけど)禅宗系統は、むしろ静寂を以て是とする文化ではないかと思うので、クラシック音楽(まぁ現代ですが)との親和性ではちょっとどーかなーと思うんですけどね。



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