2009年 ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート (1/18)

Neujahrskonzert 2009
 Wiener Philharmoniker
 Daniel Barenboim (conduct)
 DECCA 478 1133

 例年のこととは言いながら、早くも今年のニューイヤーコンサートの録音が出回って参りました。もっとも国内盤はまだのようで、今出回っているのは輸入盤です。今年は運良く現地でチケットが手に入ったので聞いてきました。巷じゃ10万円とか聞きますが、なに、立見なら正価で25ユーロ、現地のチケット屋でも精々倍額程度のようです。ちなみに私は正価で買ったんですが.....そんな訳で、「絶対聞きたい!」と思わずに行けば、行った先である程度はどうにかなってしまうのがこの世界。そんなわけで、早速買ってきました。予習は嫌いですが復習はそう嫌いでもないのです。

 録音なのであまりどうこう断定的なことは言えませんが、やっぱりウィーン・フィルの音はいいですねぇ。今更当たり前のことを、と言われそうだけれど、良くも悪くも柔らかい。なので、こういうウィンナ・ワルツのようなものを気楽に聞く分には、やっぱりいいのです。
 それと、存外低音が目立ってます。聞いているセットのせいかも知れないけれど、低弦や打楽器が目立って聞こえてます。ウィーン・フィルのニューイヤーって、毎年こんな感じでしたっけ?

 TVで観られた方は御存知の通り、今年は随所にバレンボイムの「演出」が入っていて、それに反応しての笑い声も入ってます。ただ、ハイドンの「告別」の最後の所はもうちょっと「演奏後」も含めて長くとって欲しかったかな?新年の御挨拶の前の所も同様。まぁ、これはあくまでCD、音楽を聞く為のものですから、そういうのも含めて、という人はDVDを買うように、ってことなんでしょうね。

 それにしても、やはりハイドンの「告別」は上手いなぁ。いや、演出が、ではなくて、演奏が、ですが。「ハイドンくらいお手のもんだろう」という見方もありますが、こういう「イベント」での演奏なのに、きっちりした演奏で、疎かでないんですよね。これはまぁ、バレンボイムの指揮がどうこうというより、予め仕込みはした上での、ウィーン・フィルの地力でしょうね。(大体が「告別」の後半、バレンボイム振ってないんだし。)そういう意味では今年のニューイヤーコンサート、ただのワルツ集ではないぞ、という面でちょっとお得かも知れません。

 しかし、これ、間違いなく元旦の演奏をCDに仕上げているんでしょうね、やっぱり。正直言うと今までは、そうは言っても本当に出来るの?と思う気も多少はあったけれど、今年の「告別」なんて事前にどうこう出来るもんじゃないだろうし。バレンボイムの中東情勢に関するコメントだって、12月下旬でなければ出て来ないコメントだし。プレコンサートだって12月30日からなんだから、本当に2週間ちょっとで仕上げて売ってる訳ですよね。技術の進歩恐るべし?



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