楽興の時(12/3)

シューベルト 楽興の時 D.780 他
 エミール・ギレリス(piano)
BMGジャパン BVCX-4082

 とはいうものの、このCD、6年前のなんですが、もう会社も変わって、メロディア自体日本での出し元もはっきりしなくて、今や入手困難盤なのでしょうか。
 ギレリスというと、強面で大柄な感じの音楽をやる人、というイメージがあります。ギレリスというと思い出すのが、ベートーヴェンのピアノソナタの録音だからなのかも知れません。でもまぁ、実際にはそういう音楽ばっかりやってた人でもないみたいで、このCDなんか、シューベルトにショスタコーヴィチ、シューマンにショパンですからね。強面とはちょっと違う。
 シューベルトは柔らかさを兼ね備えて、ショスタコーヴィチの諧謔、ショパンのバラードの水を得た魚のような躍動感。いや、本当に引き出しの多かった人なんだなぁと改めて思う次第です。

 で、最初に入っているのが「楽興の時」なんですが、久々にじっくり聞くと、なかなか面白いんですね、これ。全6曲の内の第6番。これ、和声が、実にモダンに聞こえます。シューマンやブラームスなんかを通り越して、19世紀末か20世紀の音楽に繋がって行くような響き。勿論それは、その直後には顧られることはなかったわけで、その意味では袋小路に終わってしまったのかも知れませんが、それにしても。





AUTHOR: preludio DATE: 12/04/2005 18:27:57 なんとなくなんですが、
シューベルトは冬に合うと思います。
個人的にシューベルトを聴いていると、周りが雪の風景になってしまうんです。
時に雪のような美しさが煌めきますね。
楽興の時は、確かに個性的で新しい面があるかもしれません。
シューベルトの良いところが、いっぱい表されていますね。

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