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リヒテルのハイドン(1/23)

J. HAYDN Piano Sonatas Hob.XVI : 32, 24, 46, 2
 Sviatoslav Richter (piano)
Decca 436 455-2

 モーツァルトと並んで古典派の雄と目されるハイドンでありますが、モーツァルトが奔放多彩な音楽を数々残したのに比べると、ちょっとインパクトが弱い感じはあるかも知れません。弦楽四重奏や交響曲の形式を完成させた、なんて言われたりしています。

 ところで、今年生誕250年のモーツァルトの生年は1756年。では、バッハの没年はというと、1750年なのです。で、ハイドンはモーツァルトの24歳年上、つまり1732年生まれ。バッハは結構長生きで、晩年はその音楽は時代遅れと看做されていたようですが、ハイドンが修行していた頃には、まだバッハは「バロック音楽」をやっていたわけです。
 ちなみにヴィヴァルディが1741年、ヘンデルは1759年、フランスのラモーは1764年に亡くなっています。

 で、ハイドンのピアノ・ソナタ、そう言っちゃなんですが若干退屈です。後々のベートーヴェンのようにドラマティックではない。モーツァルトのように旋律が楽しかったり工夫があって面白いというわけでもない。敢えて言えば、ドメニコ・スカルラッティのソナタのよう。でも、あれほど典雅でもないかな。ただ、古典的ソナタの形式を踏襲しているという意味では完成されてます。急-緩-急の3楽章構成を基本とし、第一楽章はソナタ形式で....というやつ。
 言葉で言えばそういうことなのだけれど、例えばバッハが晩年まで書き続けた対位法に基づく諸作品の様相から見ると、ほんの20年ほどの間になんと様変わりしたものかと思います。やはりこの人、バッハやモーツァルトなんかとはまた別の意味で大変な仕事を残したのだと思います。勿論、こうした形式を確立して行ったのは、決して彼一人の功績ではないにせよ。

 リヒテルは、晩年になって幾つかの録音を残しているのですが、その中にこの録音を含めたハイドンのピアノ・ソナタがあります。なんでリヒテルがハイドンを好んだものか、よく分かりませんが、どんな曲を弾いても個性的というか、自分の刻印を残すような演奏をするリヒテルが、このハイドンでは、そうじゃないんですよね。演奏は悪くないんだけど、「リヒテル印」じゃない。
 そういえば、晩年の来日時、モーツァルトの協奏曲をやった時も、ちょっとそんな感じはあったけど、このハイドンはそれ以上に、ええと、なんというか、大人しい。
 一体、リヒテルがこのハイドンにどんな魅力を感じて、演奏し、録音まで残したものか。興味深いところではあります。





TITLE: 晩年のリヒテル再び:ベートーヴェン最後の3つのソナタ(4/13) URL: http://www.doblog.com/weblog/myblog/27955/2477449#2477449 IP: BLOG NAME: Verdiのレコード置き場 今日車で聴いたものblog DATE: 04/14/2006 03:16:02 L.v.ベートーヴェン ピアノソナタ 第30~32番 op.109~111  スヴャトスラフ・リヒテル(piano) PHILIPS PHCP-5119  あー..............(笑)  これ、悪気も無くさらさらっとタイトル書いたんですが、あれですねぇ、なんちゅうか身も蓋も無い惹句に見えますねぇ(笑) 「晩年」とか「最後」とか、アレな感じが漂ってます(^^; まぁ、いいか(爆)  ベートーヴェンの最後の3曲、というのは、わりとよく聞きます。よ...
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