セミ=ヒストリカルなモーツァルトの交響曲集(1/24)

W. A. MOZART Symphonies
#29 K.201, #35 K.385 "Hafner", #41 K.551 "Jupiter", #39 K.543, #40 K.550,
Adagio & Fuga K.546, "Eine Kleine Nachtmusik" K.525

RIAS Symphonie Orchestra Berlin
Radio Symphonie Orchestra Berlin
Berliner Philharmoniker
Wiener Symphoniker
Ferenc Fricsay(conduct)
Deutsche Grammophon 00289 477 5807

 モーツァルトイヤーってことで、モーツァルトばっかし(笑)まぁ嫌いじゃないし、いいじゃないのこの際、ってことで。

 で、これまた記念年イベントアイテム。既に昨年の内から出ていましたが、往年の名指揮者と言われながら、比較的早く亡くなった、フェレンツ・フリッチャイの録音。なんでも、1956年、50年前の同種イベント(生誕200年ですな)でリリースされたセットを中心に、他の録音も合わせて組み上げたセットだそうです。半分がその時のもので、モノラル録音。残りはステレオですが、新しくても精々1960年。半世紀前の録音。まぁ、そういうの結構面白いんでいいんですけど。

 ライナーノートによれば、フェレンツ・フリッチャイという人は、この当時グラモフォンとしては一押しだったようです。実際、記念年の録音集で、ベームでもカラヤンでもなくこの人が起用されてること自体がそのことを物語っているのでしょう。今みたいに、お手軽にその辺のオケ捕まえてひょいひょい録音して安売りCD作るような時代じゃないですからね。

 録音自体も面白いです。当時少壮にして気鋭、といったところの指揮者だったのでしょうが、冒頭の29番はゆっくりゆったりという調子。ただ、それはそれで悪くない。その29番やハフナーのアンダンテは、これもやっぱりゆっくり目。アンダンテがアンダンテしてるんですね、ちゃんと。
 遅過ぎる訳じゃないんです。ゆったり、ゆっくり。
 思い返すに、昨日のハイドンじゃないけれど、モーツァルトのアンダンテというのは、多分後々のベートーヴェンあたりが書くアンダンテとは違う筈なんですね。ベートーヴェンは時代の荒波に乗った一種の過激派だったわけで、今の我々はついその辺を看過しがちだけれど、ベートーヴェンが表現上の改革者である、その前のアンダンテというのは存外こんな感じなのかも知れません。

 ちょっとだけ苦情を言えば、2006年版の決定版は、出ないんですかねぇ......
 それはそれで、50年後に楽しみにしてもらえることは、ないのかな?




AUTHOR: preludio DATE: 01/26/2006 00:03:35 モーツァルトばっかし・・・
この世に、これ以上の幸福はないんじゃないですかねえ(笑
モーツァルトを聴くこと=至福
これからもどんどん語ってくださいまっしー♪
わたしも、もっと幸せになりたいです。
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