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モーツァルトのクラリネット5重奏曲(1/27)

W. A. MOZART Klarinettenquintette K.581
J. BRAHMS Klarinettenquintette op.115
 Gervase de Peyer, Karl Leister (klarinette)
 Amadeus Quartet
Deutsche Grammophon 437 646-2

 てなわけで今日はモーツァルトの誕生日です。正確に言うと日付が変わってしまってますが、まだ外は暗いので、まだ今日だと思ってます<わがまま

 世の中、抵抗し難いもの、というものがあります。別に暴力的に従わされる、というのではなくて、はたまた数の暴力とかでもなく、不承不承でもない。もうなんというかこりゃ抵抗するだけ無駄でございます。降参~言うとおりにします~ みたいな。
 そういう、抵抗し難い名曲、みたいなものが、これは少数ですが、あります。個人的には、これ、その一つでしょうか。勿論、演奏が良くなければそこまでの神通力は発揮されないのですが、これは十分。

 モーツァルトのクラリネットについては、この五重奏曲と最晩年の協奏曲とがあって、いずれも見事なものですが、無常観というか、そんなものが横溢しているのもあって、人気度は協奏曲の方が上回ってるような気がします。最晩年、とかいうのもあるだろうし。
あちらも好きですが、音楽としての幸せ度は五重奏曲の方が高いような気もします。なんていうんでしょ、協奏曲に感じられるギリギリ感があまり無いんですよね。モーツァルトの自然体。同じ室内楽でも、弦楽四重奏や五重奏ではよく言えば天才の技というか、ある種の毒を孕んでの緊張感が時に出るのですが、このクラリネット五重奏曲では、それがあまり強くない。
 決して尖らないわけではないけれど、それが上手く楽曲の中に調和されていて、際立たない。それなのにやはり特徴的なのは、クラリネットという楽器の音色や響きによるのかな、とも思ったりします。ともあれ、このへんの、調和の見事さ、それも大伽藍の調和ではなくて、今この目の前にある調和が、抵抗し難さを感じさせてくれるのではないかなと思います。そう考えると、結構怖い曲かも知れません。

 ちなみにこのCD、よくあるコンピレーションでブラームスのクラリネット五重奏曲が入ってます。そういうのを嫌う方も少なくないようで、よく「比較するとどうこう」なんて言われることもあるようですが、この抵抗し難さを経験した後で、ある意味俗っぽいブラームスの音楽が始まると、それはそれで少々ほっとしたりするのでもあります。
 あ、始まった.......ううむ、その俗っぽさが頼りがいがあって好きだぞ、オレは。いいぞブラームス!<あれ?('-';)?




AUTHOR: preludio DATE: 01/29/2006 09:05:22 面白いですね。
どんな作曲家でもモーツァルト比較されては
ある意味、全面降伏だと思います。
特にブラームスは土俵が違うので ・・・
本人もきっとあの世で「モーツァルトと比べられては困る!」って
憤慨しているのでは?(笑
わたしもクラリネット協奏曲より五重奏曲の方が好きです。
心の中の隅々まで善なるものが行き渡る、稀有な曲だと思います。

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