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マリナーのフィガロ(全曲盤)(2/16)

[関連したBlog]

W.A.モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」 K.492
ルッジェーロ・ライモンディ(バス:アルマヴィーヴァ伯爵)
ルチア・ポップ(ソプラノ:伯爵夫人)
バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ:スザンナ)
ホセ・ファン・ダム(バリトン:フィガロ)
アグネス・バルツァ(メゾソプラノ:ケルビーノ)
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
サー・ネヴィル・マリナー(指揮)
 PHILIPS PHCP-1376~8


 mozart1889さんのBlogで、抜粋盤が紹介されていたので、全曲盤の方を御紹介。

 いや、抜粋盤でも楽しいと思うんですよ。でも、やっぱ全曲盤も御紹介せねばなるまいと(笑)

 実は、この録音、個人的には同曲のベスト・チョイスとしてもいいかと思っています。
 録音年、1985年というのは結構微妙な時期で、この前後からモーツァルトのオーケストラ音楽で流行し始めた、いわゆるピリオド・アプローチなる流儀がオペラでも全盛を極めていく時期です。今から見ると、ピリオド・アプローチでなく、フルオーケストラでもない、中途半端といえば半端なのですが、現代オーケストラの響きを生かしながらタイトな演奏を目指すという意味では、一つの完成形と言ってもいいかも。
 mozart1889さんも御指摘の通りですが、きびきびとした演奏なんですが、いわゆるピリオド・アプローチの演奏でありがちな、ポキポキした感じとはちょっと違う。為にするキビキビ感ではなくて、室内管クラスの規模のオーケストラとして、自然に活力、弾力が出てる感じなんですね。一言で言えば「瑞瑞しい」といったところか。

 歌手は、まぁ、言うことなし、ですね。面白いのは、名歌手揃いにはありがちで、ぱっと見合わなさそうな組み合わせが意外とマッチしていたりすること。バルツァのケルビーノ?それがルチア・ポップの伯爵夫人と絡むの?ちょっとイメージが、ねぇ。これが、合うのです。面白い。

 全曲盤を敢えて聞く楽しみは何か?と言われると、実は抜粋盤を持ってないので想像でしかないんですが(^^;、前述のオーケストラの演奏の楽しさ。こういう瑞瑞しい響き、歌わせ方は、やはりこのオーケストラとマリナーの指揮を得てこそ生まれたものでしょう。それと、レチタティーヴォ。例えば1幕での、バーバラ・ヘンドリックス演じるスザンナの美声が、ただの語りを綺麗な「歌い語り」にしています。
 それと、そうした楽しみを可能にしている、録音の優秀さも見逃せません。よーく聞くと、歌手の位置とかがかなり出ていて、聞き様によっては不自然とも感じられる向きもあるかも知れませんが、歌唱や音楽自体は実に見事に捉えられています。

 .......それだけって言っちゃぁそれだけなんですけどね(^^;
 でも、ベームだ何だと言っていた時代から一足飛びに、アーノンクールすら飛び越してクイケンやヤーコプスまで行ってしまった今から見返すと、こういう演奏が正当に評価されるべき時期を得られずに来てしまったというのは、やはり残念なのであります。
 マリナーとアカデミー管(昔はこういう呼び方してたですよ。確かに変だけど)の組み合わせは、この他にも、ドン・ジョヴァンニ、魔笛、コシ・ファン・トゥッテも録音してます。いずれも劣らぬ名録音であります。
 私のは、出た頃に買った(出たのも1993年。出すの遅すぎ!)国内盤で、今ではカタログから外れているかも知れませんが、輸入盤では健在だったかと。



AUTHOR: mozart1889 URL: http://www.doblog.com/weblog/myblog/41717 DATE: 02/17/2006 04:14:30 おはようございます。コメント&TBを有り難うございました。
マリナーの全曲盤は、ボクがはじめて買ったフィガロのCDでした。LPではカラヤン/VPOやベーム盤を持っていたんですが、当時、その音の良さにビックリした覚えがあります。ポップの伯爵夫人も良かったなぁ・・・・・・。
今も実は最もよく聴いている「フィガロ」なんです。
「魔笛」も持っているんですが、キリ・テ・カナワのパミーナに違和感がありました。あとはエエんですが。ドン・ジョヴァンニやコシも聴いてみたいですね。
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