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D.スカルラッティの後を継ぐ者(3/5)

Padre Antonio Soler Fandango &9 sonatas
 Scott Ross (Clavecin)
ERATO 3984 20971 2

 ドメニコ・スカルラッティは1685年に生まれ、1757年に亡くなった、J.S.(つまりいわゆる)バッハと同世代の人です。このドメニコ・スカルラッティという人は、イタリア人であったのがスペイン王宮にリクルートされて、後半生をスペイン王宮で姫様のクラヴィーアの先生などしながら過ごした人です。で、そこで延々書き連ねたクラヴィーアのための「ソナタ」、実は姫様のための練習曲でいずれも1楽章物ですが、これが全555曲。書きも書いたりですが、これを全曲録音したのが今は亡き名チェンバリストのスコット・ロス。
 そのスコット・ロスが弾いた、言ってみればスカルラッティを継ぐ者の作品集がこれ。

 厳密には、この、ソレルと読むらしいのですが、この人だけがスカルラッティの後継者と言うわけではないようで、スペイン宮廷の音楽家は他にも沢山いたようです。ただ、この人の場合割合多く作品が残っていて、その中でクラヴィーア用の作品が多数あり、どうやらこちらはスペイン王子の為に作られたものであるらしい、ということで、この人が特にそのように目される模様。
 実際、この録音を聞いていると、うっかりすると「これはスカルラッティのL.234の作品でぇ....」とか言われると「ふむふむ」と思ってしまいそうな。ここに収録されているのはスカルラッティと同じ1楽章物のソナタばかりなので、尚更です。強いて言えば、和声の使い方が少し複雑かなと。決して突飛な音が出てくるわけではないのですが、感じ方から言うと和声に使われてる音符の数が多いな、という感じ。ちょっと厚めに聞こえる感じです。ただまぁ、それもそう思って聞いているからで、言われなきゃ「ふぅん、スカルラッティもこういう音あるんだな....」で終わるやも。
 一曲だけ、最初に録音されているファンダンゴという題名の曲、実はこれまた真作かどうか疑念ありという話なのですが、この曲は少々趣が違ってなかなかに華やかな舞曲系の音楽が連なる大曲。スペインに生まれ、エスコリアル修道院(スペイン王室の墓地でもあります)のオルガニストに就任するために聖職者の道に入ったという人ですが、このあたりがこの人の個性の発露なのかも知れません。





AUTHOR: preludio DATE: 03/06/2006 23:37:03 ちょっと記事の本旨とは違うんですけど、
わたしスカルラッティが大好きです。
軽やかで上品で。
練習曲代わりに弾かされたので、少々苦しい思い出もありますが、
概してバッハより弾きやすくて、親しみを感じます。
曲数が多いのにはビックリしますよねえ。
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