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フィニアス・ニューボーン, Jr.(3/16)

HARLEM BLUES
 Phineas Newborn, Jr.(piano)
 Ray Brown(bass)
 Elvin Jones(drums)
Contemporary/ビクターエンターテインメント VICJ-41086

 フィニアス・ニューボーン・ジュニア、名前は聞きますが、決して録音が沢山売れてるという人ではありません。1931年生まれ、病気したりしてあまり派手に活躍出来たわけではなかったようです。この録音は1969年のもの。
 正直、「え?この時期にこういうスタイル?」という気がしないでもない録音です。モダンジャズっていやぁそうですが、もうそろそろエレクトロニックが入ってこようかという時期ですから。なのに、ちょっとラグタイムの薫りも漂うような雰囲気の演奏。技量はあるんだと思うんですが、それで出てくる音楽のスタイルが、おぉ、古いなぁ、と。

 まぁ、でも、それはそれとして、聞けば聞いたで面白い演奏です。本当のジャズ好きに言わせれば、ピアノ・トリオっていうのは、多分ジャズのコアな部分から少し外れるフォーマットだ、って言うんじゃないかと思いますが、一方でこの単純な編成故にいろんなものが入ってこられるのも事実でして。
 これは、どういうんでしょうか。曲を聴いてるというか、ピアノを聴いてるという感じが結構強いです。ビートで勝負する感じではないですね。むしろピアノを聴いてしまう。でも、リリカルとかそういうのとも違う。ハービー・ハンコックがもうとっくによほどファンキーな演奏を始めていて、一方もう少しするとキース・ジャレットの瞑想的世界が始まるというのに、なんだか............ラグタイムというか、ちょっとクラシックの響き方をさせる人ですね、これは。
 別に誰それの曲に似てるとかいうんじゃないんですが、そうですね、古いタイプのジャズのピアノって、誤解を恐れず言えば、基本は歌謡曲の歌伴とそう変わらなくって、右手でメロディ弾いて左手でコード進行、だと思うんですよね。或いは、ホーンセクションに歌を任せて右手と左手でコードを.....とか。それがこの人、なんとなく複数声部の進行をやってるんじゃないか?という気がします。その割にガンガン行くって演奏じゃないから。よく分からないけど、そんな感じです。
 別にだからいいんだ、というつもりでもないんですが、まぁ、面白いですよ。



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